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でかわとの日々はだいたい幸せ  作者: 宙子


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23/23

古い海苔

久しぶりな投稿になりました!いや、楽しいですね。

 

 ふるさと納税で、いくらが届いた。

 北海道の恵み、海の宝石なんて表現もあるみたい。


 こんなに一気にいくらを食べられる機会もそうそうない。


 回る寿司店でも価格がちょっと別格だし、お皿にちょこんと1つだけ載せられてるスタイル。

 コープのお惣菜コーナーの寿司には、白身魚のお寿司に2,3粒だけ飾りとして載せられてた。(美味しい組み合わせ過ぎて、私はコロッと感動したけど。)


 届いたその日はシンプルに、白ご飯を炊き、のっけて食べた。


 私「あ、美味しいいい~」

 でかわ「うん、うん(実際、こんなこと言ってないけど私の脳内変換)」


 安定のお口が幸せになった。

 醤油漬けってパッケージに書いてあったし、とくに何にもしなかった。


 でかわは、私の空耳か聞き間違いなのか


「・・・いくら、多くない?」


 とか言い出す始末。そういえば回る寿司店でしめ鯖とサーモン系はみててお腹いっぱいになるくらい注文するのに、うにいくらを自主的に注文したのを見たことがない。


 だいたい大さじ5杯分くらいを盛り付けていて、私のほうが2:3で多めに食べてたような感じもする。



 そして翌日。


 いくらは生もの。そう、早めに食べたほうがいいよね!ということで・・・。

 でもでも、さすがに今日も白ご飯のっけはちょっと工夫がなさすぎか?ということで、ネットの拾いレシピと、かけられそうな手間と時間と野菜室の中身を天秤にかけたところ、巻こう!ということに。


 ただ、うちには巻き簾と言うものがない。巻き寿司はたまーに作るくせにね。

 そして結果は言わずもがな。(見た目がいまいっち~)


 言い訳をすると、何でもかんでも巻きすぎてしまうのだ。

 とくに、私のほうは野菜好きなA型ときているので、それはもう色々詰め込みたい。


 たとえそれがいくらを食べるためのわき役~ズだとしても。


 今回の具は、レタスの葉でかいのいちま~い

 サラダ菜5枚くら~い

 きゅうりいっぽ~~ん(だって好きなんだから♡)

 紫蘇3枚~

 小葱~(タテに細切り~)


 うん、わかる人はお察しだと思いますが、葉物だけでもめっちゃかさばる。


 そこへ、まだ何か追加をしようというのだ。


 わ「海苔~海苔~~」

 で「?」


 我ながら低い身長で見えづらい高いところにある藤カゴをがさごそ。

 ポテチだおせんべいだと何でもかんでもストックを突っ込むから、出番の少ない大判海苔は下の方にあるはず。


 わ「あった!・・・うえ、何この色」

 で「ん?」

 わ「いや、海苔が・・・サイズはいいんだけど、、古いわこれ」

 で「ほ~ん」


 でかわ安定の退場。かと思いきや、一呼吸おいて珍しくガララ、と引き戸を開け顔を出した。

 珍しいとかけて、チンアナゴ。(なんかつるっとしてて縦に長いから)


 で「あぶればいいんじゃないの?コンロでさ」

 わ「うん…いやぁ。今回はムリかと」


 私が食材の判断に迷ったとき、見た目の次に試すのは指先の感覚と匂いだ。

 結果、今回はさようならすることにすでに決めていた。


 \\ しなっ、よれ、むらさきっ(何か見た目)!//

 だったからね。うん。

 言い訳をすると、その海苔は最後の1枚だった。

 それに、このユウウツな時期に湿気取りの役に立ってくれたっていう(?)



 代わりに気合を入れて巻いた、ライスペーパー巻きいくらのっけは、なかなかの出来だった。


 そして巻き簾は買わない。たぶん。



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