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でかわとの日々はだいたい幸せ  作者: 宙子


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22/22

手ごねパン


パン焼きにハマった。


去年の春くらいに買い置きをしていたイースト菌が、まるっと棚の奥から出てきたのがいけなかった。



私は、地味にもったいない星の住人だ。


でかわも冷蔵庫の中やお菓子限定で、同様の星に住んでいる。

(古いものがなくなっていると、ちょっと青ざめるけど)



AIに聞いてみると、使えるかテストする方法があるよ、とのこと。


ぬるま湯に砂糖をいれ、イースト菌を分量いれてかき混ぜ、様子見をする。

シュワシュワと泡がでてきたら、まだいけるのだそう。


結果、いけるようだったので生地をこね、寝かせる作業をして、焼いた。


発酵すると、2倍くらいに膨らむ。それに、とってもいい匂いがする。

こねるときも、発酵の時も、焼く時もだ。


生地の手触りも、ふにふにしていてすごく癒し。



第1弾は、少し張り切って学生の頃よく食べていた、確かミカエルのパンをマネしてゴロッと大きなジャガイモとベーコンを軽く炒めたもの、それにマヨ入り。それと皮を外した枝豆とチーズ。


予想よりもふくらみ、包む作業もわりとうまくいった。

ただ、味のほうは期待しすぎたのかそれほど美味しいものではなかった。


単体で勝負できる仕上がりじゃない。

パン屋さんってすごいと思わされた。



第2弾。金曜ロードショーでコナンの再放送を見ながらこねた。


そして、レシピでは可愛い丸パンになるところを、2分割して焼いた。

可愛いとはお世辞にも言えない見た目。


そして、何より塩を入れ忘れた。


横で食べていたでかわが、ポツリと


「塩気が……」


と言い出したので、それだ、となった。

塩の入らないパンの味ってこんななんだ、と勉強にはなったと思う。(前向き)



でかわが作ってくれた野菜スープがなければ、味気のない食卓になっていただろう。

でかわありがとう、ありがとうでかわ(棒)


ちなみにバターやジャムは合っていた。


いちごのジャム、買い足してきたよ。

(つまり、懲りずにまた作るってことだ)


きっといつかはレストランで出せるパンが作れると思う。

理想の高い話。




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