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弐拾伍
最後に昂輔と別れてから少しずつではあるが着実に登りを進め、もう少しで往復地点の小さな神社が見えてくる。ここに来るまでに俺以外の生徒全員とすれ違った気がするが、何せこっちはそんな余裕もなく体力バカな優志とハイスペック昂輔とはだいぶ前に二回目の再開を果たしていた。
すれ違う時には背中をポンと叩かれる度、励まされているように思えた。
ゆっくり、でも確実に一歩前へ進める。
最後の一段を登りきり、息を整えつつ少し奥にある小さな神社に目が止まる。
本来であれば登りきればすぐにでも下ってしまい見向きもしないのだが、どうしてだか今はその神社が気になってしょうがない。
何故だ、何故だかものすごーーーく気になって仕方がない!!!!
よし、行ってみよう。




