●その他諸々のちびっ子劇場
ストーリー仕立てにするほどではないのですが、捨て置くには惜しい小ネタたちです。
①イトコの長男ゆうから数年前に届いた年賀状。
当時のゆうは昆虫大好きな小学2年生。
そしてそんな彼から届いたある年の年賀状にはクワガタの絵が描いてあり、その横にはこんなセリフが。
「何もかも見えない」
ふ、不吉だ!
正月早々、お先真っ暗って何だよ!
後日イトコにこの年賀状のことを尋ねれば、
「ああ、その何とかっていう名前のクワガタはすごく目が悪いんだって。だから、曇りの日とか日差しがない日だと物が見えないらしいよ。そういうことが描きたかったんじゃないかな」
という答えが返ってきた。
子供らしい素直な発想だが、いくらなんでもおめでたい象徴の年賀状にこのセリフはなかなかに衝撃的だ。
さすがはあのイトコのDNAを受け継いでいるだけのことはある。
②妹の次女ひぃちゃんのお昼時のセリフ
ひぃちゃんがまだ幼稚園に上がる前くらいの年齢の頃。
妹は12時前になったので、お昼ご飯の支度をしようと台所へ向かった。
そしてそのすぐ近くで遊んでいたひぃちゃんに
「おなかは?」
と訊いた。
妹は「おなかは空いてる?」という意味で言ったのだが、それに返ってきた答えは
「あるよ!」
という元気いっぱいの答えだったという。
③イトコの次男コウちゃんのドM疑惑
ある日、イトコの家に遊びに行ったみやこは、コウちゃん(当時5歳)の左手人差し指に絆創膏が巻かれているのを見た。
どうしたのかとイトコに尋ねたら、ぶつけた拍子に爪の生え際の皮が捲れてしまったのだという。
「コウちゃん、早く治るといいね」
と声をかければ、彼は勢い良く絆創膏を引き剥がし、そして、その傷口をみやこに見せてきた。
「ほら見て。ここ、ここが痛いの」
そういって、コウちゃんは捲れた皮の部分を引っ張り始めた。
「だ、だめだって!コウちゃん、治らないよ!」
慌てて止めるみやこ。
だが、彼は
「痛いねぇ、痛いねぇ」
と言って、傷口をギュウギュウと右手の人差し指で押した。……キラッキラの笑顔で。
みやこが覚えているちびっ子ネタは以上です。
お付合い、ありがとうございました。




