散歩はいいぞ
今日は少し外の話をしよう。アウトドア、なんて呼ぶ者もいるな。
だがな、難しく考えなくていい。
山へ行かなくてもいい。
遠くへ行かなくてもいい。
ただ――少し歩く。
それだけでいい。
実はな。
人の体というのは、歩くことで調子が整いやすくできている。
座り続ける。
考え続ける
そうすると、肩も固くなる。
首も固くなる。
気持ちも少し重くなる。
だから時々、外へ出る。
少し歩く。
それだけで、体は思った以上に喜ぶ。
そしてな。
外には、いいものがある。
風。
空。
光。
季節の匂い。
こういうものを感じるだけでも、人の気分は変わる。
日光を浴びることは、体にいい事が多い。
体内時計を整える助けになる面もあるしな。
朝や昼に少し歩くだけでも、夜の眠りが良くなることがある。
面白いだろう。
ただ歩くだけなのにな。
それからな。散歩のいいところは、
準備がほとんどいらないことだ。
特別な道具もいらない。
特別な技術もいらない。
少し外へ出る。
それだけだ。
だから、疲れている時ほどおすすめなんだ。
頑張る健康法じゃない。
自然にできる健康法だ。
人によっては室内、中は素晴らしい。家の中だけでいたいという者のいるだろう。もちろん全く否定はしない。
これは体の健康の話だ。
ずっと室内にいて不調を感じるようなら、
五分でもいい。
十分でもいい。
少しだけ歩いてみるのもいいだろう。
空を見る。
風を感じる。
季節の匂いを探してみる。
そうすると、頭の中が少し整理される。
体も気持ちも少し軽くなる。
昔から人は、歩きながら考え、
歩きながら回復してきた。
気が向いたら外へ出てみるといい。
……いい景色が見つかるかもしれないぞ。




