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エリザベスカラー

動物病院に着くとすぐに診察室に案内された。

まよは青いエリザベスカラーをつけてカゴの中で飛び跳ねていた。ただ、私が目に入ると大人しくなり、なーなーと鳴きながら何かを訴えてきた。急に大人しくなったものだから獣医さんも驚いて、

「これは凄いね。さっきまでと大違い。余程会いたかったんだろうね。簡単に今できる診察をしたら帰れるからね。もうちょっと待ってね」と言い、診察を終え、現状と今後の注意点を教えてくれた。そしてキャリーへと詰め込んで、帰路についた。

まよを部屋に放して、ひとしきり遊んだ後、まよが眠りについたので、ご褒美の猫缶を買いに行った。

そして普段は買わないような高級缶詰を買って帰った。台所で皿に盛っていると、まよの部屋でドタドタ音がする。

「はいはい。ご褒美持ってきたよ」

部屋のふすまを開けると、エリザベスカラーが外されて落ちていた。サイズが合ってなかったかな。もう一度しっかりとつけると、ヘビメタばりのヘッドバンキングをしてエリザベスカラーを飛ばした。

「傷口を舐めたら悪化するからつけておいてね」

何度つけなおしても同じことの繰り返しだった。とりあえず猫缶を食べさせながら考えるか。病院からレンタルしているエリザベスカラーなので匂いがついていて嫌なのかもしれないし。

まよは普段は滅多に出ない高級猫缶に舌鼓を打ち、エリザベスカラーを踏みつけてからもう一度眠りについた。

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