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エピソード1

エピソード1

雨の日も風の日も、まぁ風の強い日はなかった気がするが、毎日送り迎えをした。

当然忙しくて焦っている日もあった。

そういう日に限って、まよはキャリーバッグに入ることを嫌がる。小さな手足を存分に伸ばして入り口になんとか引っかかろうとする。そして必死で抵抗し続ける。ブランケットに包んでそのまま入れれば良いことに気づくのは一月後のことだった。後々ブランケットに包まれるのも拒否しだすのだが。

仕事に遅刻するわけにもいかないので大急ぎで、まよを預けに行って、そのまま職場へと直行した。

すると仕事用の鞄がない。

もしかしてまよと一緒に同級生の家に置いて行ったかと思い、電話をかけてみたが無かった。

自分の家に忘れてきていたのだ。

こんな私であるが、まよを預け忘れたことはない。

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