17.マリアちゃん、レミアちゃん頑張って!だけど想いは届かず・・・
「コラあんた!私たちの勝負の邪魔をするってどういう事よ!後ろからこっそり攻撃するあんたみたいな卑怯者、勇者に相応しくないわ!」
そう声をあげたのは、私と決闘するはずだったマリアちゃんだ。
ルイスは私のこめかみを掴んだ手を放し、マリアちゃんの方に向き直った。
わたしはドサッと地面に落とされたけれど、身動きすることはまだできない。
運よくというか、なんとかまだ勇者の力を吸い尽されたわけではないけれど・・・。
最初の台詞こそ勇ましかったマリアちゃんだけど、ルイスとまともに対峙する度胸まではなかったようで、さっとレミアちゃんの後ろに隠れ、レミアちゃんの方もマリアちゃんを庇うように前に立つ。
「卑怯、か・・・」
ゆっくりと言うルイスの言葉に、レミアちゃんもマリアちゃんもビクッと肩を竦めた。
尋常じゃないルイスの様子に、明らかに怯えているようだった。
「ザコに限って負けたときに卑怯だなんだと理屈を付けたがる。お前たちが2人一緒にかかってきても俺は卑怯だなどと言ったりしないぞ」
ルイスは2人との距離を少しずつ詰めていく。
マリアちゃんは相変わらず、レミアちゃんの後ろに隠れたまま。
わたしはこのときなんとか2人にアドバイスをしたかったけど、怖くて声が出ない。
ダメ・・・そのままじゃ・・・。
ルイスは2人との距離が一定の所まで来たところで一気に攻勢に出た。
そして、後ろに隠れたままのマリアちゃんには目もくれず、前に立った魔法少女の格好のレミアちゃんを徹底的に攻撃した。
レミアちゃんは呪文で反撃しようとするけど、その呪文が完成する前にスキだらけのレミアちゃんのお腹を殴って呪文の発動を止めてしまう。
「う・・・ぐっ・・・」
レミアちゃんは殴られたお腹を押さえてかがみ込むが、ルイスはそれすらも許さなかった。
前のめりに倒れかけたレミアちゃんの顎を思い切り蹴り上げたのだ。
そして、その後はひどいものだった。
一切の抵抗を許さず、一方的に殴る蹴る・・・。
「お姉ちゃん・・・お姉ちゃん・・・」
レミアちゃんとルイスのあまりに一方的な戦いを見ていたマリアちゃんは、その場で腰を抜かしてしまって、泣きながら怯えている。
「戦士のお前が守ってやらないから魔法使いの姉はこの通りだ!」
冷酷に言い放ったルイスは、私にした時のようにレミアちゃんの頭を掴み、勇者の力を奪い取って行く。
本当は、例え敵わないまでも戦士のマリアちゃんが前で相手の攻撃をガードして、うしろからレミアちゃんの魔法の援護をもらう戦い方をしなくてはならなかったのだ。
戦士が魔法使いの後ろに隠れていたら戦いにならないのも仕方のないことだった。
けど、今更それを言ってももう遅い。
もうレミアちゃんの足はもう力なく垂れ下がっている。
そしてルイスがレミアちゃんの勇者の力を奪い尽くした瞬間、レミアちゃんの魔法少女のスカートの裾から大量のおしっこがあふれ出し、下に大きな水溜りを作った。
それは完全なる敗北の瞬間だった。
「お姉ちゃん・・・」
腰を抜かして逃げることすらできないままのマリアちゃんのピンクのブルマにも、それとほぼ同時にじわ~っとおしっこのシミが広がって行った。
わたしとは少し距離が離れていたけれど、それでもショ~って言う音がはっきり聞こえた。
そしてブルマは分厚い布だけれど、それでも足の付け根のあいだの、湧き出しているところがはっきりと見てわかるぐらいの勢いだったのだ・・・。
そしてルイスは、その湧き出している地点をグイと踏みつける。
「さあ、次はお前の勇者の力をいただくぞ」
ルイスは、今度はマリアちゃんの頭を掴んだ。
「いや・・・あ・・・」
マリアちゃんはまだ足をジタバタしているけど、女の子の部分を踏まれて固定されてしまっているからそれ以上の抵抗はできなかった。
そしてマリアちゃんから勇者の力が完全に奪われてしまうのにも、そう長い時間は必要としなかった。
戦いの後には、二人の大きなおもらしの水溜りと、心の中の巨大な絶望だけが残されたのだった・・・。




