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悲しい時間
時々あることだが、昨夜からずっと悲しい気持ちでいる。どうしたらいいのかわからないで、悲しい、今悲しいけど、どうしたら、と思っている。
友達にきいたって大した返事は返ってこないだろう。
悲しい、この思いが消えないままなんだけど、ねぇどうすりゃいいだろうか? なんて。
タイミングをうかがうにしても、逆に全然、前後の文脈も何もなしにたずねるにしても、相手や周りをこまらせるだけだろう。そこはよく承知しているのだ。だって、仮にぼくが、友達が悲しいと感じている時に何をどうしたらいいと思うかなんてきかれたとして、ろくでもない返ししかできないですし。
悲しいことがあったんだ。
そう。
うん。
それは、たいへんだったね。
想像だけでもこんなの雪野原のまんなかにいる気分。
悲しい時には友も音楽も本もたすけにならない。これは経験則。
悲しい時にはただ悲しいだけで時間が過ぎていく。
人間じゃないみたいにノロくさと着替えて、下を向いて歩いて、ドーナツとコーヒーを買いにいこう。




