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YES
いつも約束をした。それは守られない約束だった。始めからそうだった。いつもそうだった。僕は約束を破った。君は涙を決して見せなかった。笑っていた。何が起ころうと君は強いから動じることなんてないんだ。同級生たちはそういい続けていた。僕も大体似たような気持ちだった。きっと大したことじゃないんだって。君にとっては似たりよったりのものでしかないんだって。直接君の口から聞いたわけじゃない。ただそうとしか思えなかった。結果このざまだ。結局最後まで君は思い込ませてくれる。僕が君を見破れなかったんじゃないんだと。嘘をついたのは君のほうなんだと。僕にはできるはずなかった。君が演じる全て。教室は舞台で。校舎裏で君がいったことは計算で。全員が単に役割を与えられてるだけってことでしかないんだ。君も僕も他の皆も全員。もうそうとしか考えられなくなってた。今あるのは少しの胸の痛み。何も知ろうとしなかった。感じようとしなかった。想像しようともしなかった。そんなふうにして存在しないことになってしまった。舞台袖に立って震えている時の君すらも。




