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ポトフ






 かつてわたし温かいポトフを作るようなわたしだったわ、実さい誰かのためにポトフを作ったわ、肋が逝ったわ、でもとびっきり美味なポトフは完成し最後の仕上げに電子メールひとつでドタキャンされて溢れ出したわたしの涙をそこに添えて、だったわ。



 いつか、どこかの夜に冷めていく手料理と、脇で本を読んでいるわたしがいた。

 その本のページはどこまでも永久に真っ白で、だから、飽きるということがなかった。

 そんな最高の本を読みながらわたしが浮かべる微笑みを見ていたのはいつだって、ポトフたちだけ。











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