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娘よ






「娘よ、おまえはさっきまでどこにいたのだい? また姿が見えなくなっていたじゃないか。いけないよ、おまえ、何にもいわないままで私たちの目が届かない所に行っては駄目なんだ。昨夜と同じように、おまえは、何にもいいたくないなどと、きっといいたいのだろうね? だけど愛しい娘よ、おまえは何もいいたくないということをちゃんといえるのだし、伝える努力を家でするか、学校でするか、二つの内どちらか選ぶとすれば家の中だけでそれをしなさいもちろん家でだ。なぜって、おまえはこの家の子なんだ。おまえは学校では生きられない、国の所有物でもないし、空のものでもなく海のものでもないのだから。この家の中でしか生きられないじぶんの運命を嘆いて嘆いて、嘆き続けなさい、私たちが与えたベッドの中で、私たちが毎日作動するように金を出しているシャワータイムでね? 前進なんて止めなさい、詩を書く振りをするのも止めなさい。娘よ、私のかわいい娘、嘘でもいいからいえるようになりなさい」

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