白い賢者 王都へ (第96羽)
[ナツシロ]
王都に来ちゃったね
[アト]
王都だから美味しい食べ物あるかな
[ナツシロ]
何言ってるの
マラ先生の料理、美味しい、美味しいって
言ってたじゃない
[アト]
それはそれ、これはこれ、でしょ。
[ナツシロ]
そうかな〜
[ナビ]
王都の上空は厚い雲におおわれていた
アトがドラゴンの背に乗り
王都の上空に着いた時、
王都はまだ静かであった
[アト]
あれっ、以外といけるじゃん
[マラ]
違うのじゃアト、
雲でドラゴンが見えないだけじゃ
[クイーン]
われに恐怖せんとは、鈍感な人間ぞ
[ナビ]
ギューーーーー
クイーンは吠えて、翼を羽ばたかせた
王都上空の雲をバザッーと、
一瞬で薙ぎ払った
上空の太陽を覆い尽くす
巨大なドラゴンが突如として
王都に出現さしたのである
バサッ!バサッ!バサッ
王都の人々は何が起きているのか
わからなかった
上空を見上げて、固まっていた
王都の人が気づき始めた
「ドラゴンだー」騒ぎだし、あちらこちらで
騒ぎになった
[アト]
マラ先生、ぼくも手伝います
[マラ]
そうじゃな、お願いするのじゃ
[ナビ]
ちょっと反省をするアトに
マラはやっぱりこうなったのじゃと
あきらめた
[マラ]
アト範囲魔法を拡大するのじゃ
マラは緑色の加護の光を
ドラゴンの上空から広げていった
[アト]
マラ様ありがとう、これを広げればいい
のね、頑張る
[マラ]
アト何をしておるのじゃ
範囲魔法を少し広げるだけじゃ
これはやり過ぎじゃ
ちょっとまつのじゃ〜〜
[ナビ]
逃げようとしていた人々は立ち止まり
緑色の加護の光の美しさに魅入っていた
上空から緑色の粒がゆっくりと降り注ぎ
王都全域に癒しの光をもたらした
王都中の教会の鐘が鳴り響く
王都の人々がマラのささやかな祝福浴びた
祝福から恐怖心が消えていった
[アト]
予定通りね。
[マラ]
アーーートーーー!
やっぱりじゃーノープランでくるから
こうなるのじゃぞ。アト
[アト]
ごめんなさ〜い
[クイーン]
ハッハッハハハハハ
あっぱれよアト!
[アト]
笑わないでよ、クク恥ずかしい。
[クイーン]
愉快じゃ、ハッハハハ
[アト]
王都って、こんなに広かったんだね
少し感動。
ぼくの村ってよっぽど田舎じゃない
ヒラマ様ってよっぽど人嫌いだったんだ
[マラ]
まあ、王都にいたら、あれをしてくれ
これをしてくれを、毎日言われたからな
そうなると魔法の研究を邪魔される
からじゃ、嫌になるのじゃ
[アト]
なるほどね。
[ナツシロ]
王都って広いね
[アト]
どれくらい人がいるんだろう
[ナツシロ]
100万人?
[アト]
それは多過ぎじゃない
[ナツシロ]
じゃあ、10万人にしとこう!




