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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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73/103

白い賢者 侵入者 (第73羽)

[ナツシロ]

新しいステージに入りましたね

[アト]

ぼくが活躍するのは間違いない

[ナツシロ]

いきなり魔法ぶっ放したらダメだからね

[アト]

一瞬で終わらせる

[ナツシロ]

ダメだって、ますば交渉からよ

[ナビ]

数日後、 

アトは14歳になっていた

マラが朝、急いでアトを起こしに来た

[アト]

マラ〜先生、おはよ〜うございます〜。

[ナビ]

アトは寝ぼけてた、ひどい寝癖だった

[マラ]

アト、早く起きろ、大変じゃ!

[アト]

マラ先生どうしたの?

[マラ]

外じゃ、急いで準備をしなさい

この村に侵入者じゃ

[ナビ]

ハット目が覚めたアト急いで

着替えを済ませて教会から外に出た

[マラ]

アト、アト!

落ち着くのじゃ、わらわの知っている

魔人らの感じはしない

知らない奴らじゃが、敵意は感じない

のじゃが、むしろ侵入者の方が

(おび)えているのじゃ

[ナビ]

兵士達は南からアトの村に

やって来た様だった


アトは深呼吸をして

マラからもらった杖を軽く振り、

それから杖を握り締めて、深呼吸をした

[アト]

「ふぅ〜〜。」

マラ先生、

奴らのところに行こう

マラ先生ぼくの後ろに隠れていて

今度は絶対にマラ先生を守れるから

[ナビ]

マラはアトの後ろ姿に隠れた

アトの背中が、頼もしく感じた

向こうから、騎士の隊列が

教会に向かって来た。


アトは道の真ん中に立って

隊列の先頭を止まらせた

隊列の先頭にいた兵が

右腕を上げて隊列を止めた


アトは隊にの先頭にいた者を睨みつけた


隊の先頭にいた兵が

「そこをどけ」と言った


[アト]

お前達はどこから来た!

アトは叫んだ

[ナビ]

その兵隊の手は剣を取る体制で

あったがなぜかその手は

震えている様にも見えた

マラは影から見ていたが

[マラ]

なんじゃこいつらは、

震えておるぞアト(と小声でアトに言った)

[ナビ]

隊列がざわつき始め

アトが杖を地面トンと置いた

兵士はツバを飲み込み額から

汗が流れ落ちる

コトッ、コトッ、コトッ、コトッ

隊列の後ろの方からやってくる者が

兵隊の服装とは違う

別の人が現れた、

綺麗な身なりに、豪華な馬

[アト]

イベントだと、これは貴族だな!

[ナツシロ]

襲っては来ない様ね

[アト]

パッと蹴散(けち)らしちゃいますか

[ナツシロ]

ダメよ、下手に動くと

弱いと思われるよ

[アト]

ふん!ドンと(かま)えましょう

[ナツシロ]

さすがタメだ。

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