白い賢者 帝国魔法学園18 (第222)
[ナツシロ]
アト!大変よ。
[アト]
どうしたの
[ナツシロ]
アトの手が真っ赤に
[アト]
ぼくの手が手が〜〜
[ナツシロ]
あれ?
[アト]
あっそうだ、魔結晶石だったね。
赤、赤、赤、
あった、あった
はい!赤い魔結晶石だよ
食べれなくて残念だね。
[ナビ]
アトが赤い魔結晶石を祭壇に置くと
岩からカリカリ音がした
岩に小さな穴が開くと
だんだん穴が広がり、パク!
アトの手が真紅の炎に食われた
[アト]
熱っ、くない?
[ナビ]
炎は、アトの手のひらの魔結晶石を
ボリボリ食べ出した。
[アト]
なに?なに?
炎の形をしたドラゴン?
まっ、まさか?
この子、フェニックスドラゴンじゃない?
[クイーン]
やっぱり起きたか?
[アト]
クイーン?
友は、死んだって言ったじゃない。
えっ?でもフェニックスだから
死ぬわけないよね。
[ナビ]
岩の中に入った炎は、
ゴロゴロゴロゴロと鳴いていると、
鳴き声がやんだ瞬間。
パァン!
岩の上の方で割れる音がすると
中から、フェニックスドラゴンが
外に出てきた。
[クイーン]
やっと、起きたな友よ
今回は、起きるのに時間をかけたな
[アト]
やっぱりフェニックスドラゴンだ!
[トロロ隊長]
ドラゴンにゃ、ドラゴンにゃん。
ギルマス、ドラゴン欲しいにゃん。
[アト]
ダメだよ。ドラゴンは、ペットじゃないよ
お友達に、なってもらいましょう。
あっ、だから、トロロちゃん!待って、
飛びついちゃダメだよ。
[トロロ隊長]
にゃーーんーー、わかったにゃん。
友達にゃん。友達するにゃん
[アト]
ふぅ〜〜、そうだ。
魔結晶石をあげれば来るよ。きっと、
トロロちゃん、この赤い魔結晶石を
あげてみよっ。
[トロロ隊長]
わかったにゃん。
これは、美味しいのかにゃん。(ペロッ)
ペッ、ペッ、ペッ、ペッ
痛いにゃん、ピリピリにゃん、苦い塩にゃん
[アト]
トロロちゃん、
魔結晶石は美味しくないよ
ん?しょっぱいの?
あれ?これ魔結晶石じゃないの岩塩?
[フェニックスドラゴン]
くぅわ〜〜!
[アト]
こっちに来た。
おいで〜おいで〜ほらまだあるよ〜
[トロロ隊長]
アトにゃん、にゃんがやるにゃ!
こっちに来るなゃ!ーーー。
[アト]
トロロちゃん、ちょっと怖いかも
おっ、キタキタ。
食べてる、食べてる。
[トロロ隊長]
かわいいにゃ〜〜〜ん
フェニックスドラゴン、好きだにゃん
[アト]
トロロちゃん、ぼくは?
[トロロ隊長]
アトにゃんも好きにゃん。
[アト]
えへ〜〜〜。
んっ。クイーン?どういう事なの
死んでないよ。
[クイーン]
わしは、死んだなんて
一言も言っておらんぞ。
眠っているって言っただけだぞ
[トロロ隊長]
にゃんもそう聞いたにゃん
[アト]
そうだった?ごめんなさい。
ぼくの早とちりだった。
[ナツシロ]
天然ですね
[アト]
養殖だよ
[ナツシロ]
早とちりの事よね
[アト]
はまち のごとでしょ
[ナツシロ]
だから、はまちのシーンないでしょう




