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白い賢者 (アルティメット ホワイト マジシャン)  作者: 四方 十百香


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222/240

白い賢者 帝国魔法学園18 (第222)

[ナツシロ]

アト!大変よ。

[アト]

どうしたの

[ナツシロ]

アトの手が真っ赤に

[アト]

ぼくの手が手が〜〜

[ナツシロ]

あれ?

[アト]

あっそうだ、魔結晶石だったね。

赤、赤、赤、

あった、あった

はい!赤い魔結晶石だよ

食べれなくて残念だね。

[ナビ]

アトが赤い魔結晶石を祭壇に置くと

岩からカリカリ音がした

岩に小さな穴が開くと

だんだん穴が広がり、パク!

アトの手が真紅の炎に食われた

[アト]

熱っ、くない?

[ナビ]

炎は、アトの手のひらの魔結晶石を

ボリボリ食べ出した。

[アト]

なに?なに?

炎の形をしたドラゴン?

まっ、まさか?

この子、フェニックスドラゴンじゃない?

[クイーン]

やっぱり起きたか?

[アト]

クイーン?

友は、死んだって言ったじゃない。

えっ?でもフェニックスだから

死ぬわけないよね。

[ナビ]

岩の中に入った炎は、

ゴロゴロゴロゴロと鳴いていると、

鳴き声がやんだ瞬間。

パァン!

岩の上の方で割れる音がすると

中から、フェニックスドラゴンが

外に出てきた。

[クイーン]

やっと、起きたな友よ

今回は、起きるのに時間をかけたな

[アト]

やっぱりフェニックスドラゴンだ!

[トロロ隊長]

ドラゴンにゃ、ドラゴンにゃん。

ギルマス、ドラゴン欲しいにゃん。

[アト]

ダメだよ。ドラゴンは、ペットじゃないよ

お友達に、なってもらいましょう。

あっ、だから、トロロちゃん!待って、

飛びついちゃダメだよ。

[トロロ隊長]

にゃーーんーー、わかったにゃん。

友達にゃん。友達するにゃん

[アト]

ふぅ〜〜、そうだ。

魔結晶石をあげれば来るよ。きっと、

トロロちゃん、この赤い魔結晶石を

あげてみよっ。

[トロロ隊長]

わかったにゃん。

これは、美味しいのかにゃん。(ペロッ)

ペッ、ペッ、ペッ、ペッ

痛いにゃん、ピリピリにゃん、苦い塩にゃん

[アト]

トロロちゃん、

魔結晶石は美味しくないよ

ん?しょっぱいの?

あれ?これ魔結晶石じゃないの岩塩?

[フェニックスドラゴン]

くぅわ〜〜!

[アト]

こっちに来た。

おいで〜おいで〜ほらまだあるよ〜

[トロロ隊長]

アトにゃん、にゃんがやるにゃ!

こっちに来るなゃ!ーーー。

[アト]

トロロちゃん、ちょっと怖いかも

おっ、キタキタ。

食べてる、食べてる。

[トロロ隊長]

かわいいにゃ〜〜〜ん

フェニックスドラゴン、好きだにゃん

[アト]

トロロちゃん、ぼくは?

[トロロ隊長]

アトにゃんも好きにゃん。

[アト]

えへ〜〜〜。

んっ。クイーン?どういう事なの

死んでないよ。

[クイーン]

わしは、死んだなんて

一言も言っておらんぞ。

眠っているって言っただけだぞ

[トロロ隊長]

にゃんもそう聞いたにゃん

[アト]

そうだった?ごめんなさい。

ぼくの早とちりだった。

[ナツシロ]

天然ですね

[アト]

養殖だよ

[ナツシロ]

早とちりの事よね

[アト]

はまち のごとでしょ

[ナツシロ]

だから、はまちのシーンないでしょう

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