白い賢者 こんなガキに (第126羽)
[ナツシロ]
アト、交渉が上手いね
[アト]
当然ですよ
[ナツシロ]
渡してもらえるかな?
[アト]
余裕よ!
[ナツシロ]
頑張って、アト
[魔結晶店主]
売る!売るさね!
さっさと、持っていきなさね!
[アト]
別に〜。
ぼくは、魔結晶が、どうしても
欲しいってわけじゃ無いし
どうしようかな?
[マラ]
アト、ほどほどにな。
[アト]
あっ、今おこずかい。
金貨一枚しか持ってなかった
どうしようマラ先生。
[マラ]
お主もわるじゃのう
[魔結晶店主]
はぁ〜〜〜えっさね
わかったさね
負けたさね
魔結晶石全部、持って行けさね
ババアも、もうろくしたもんさね
こんなガキに、、、はぁ〜〜
[アト]
(小声で)
終わったらかえすから、おばあさん
[ナビ]
魔結晶を全部アイテムボックスにいれた
[魔結晶店主]
アイテムボックス?
お主、それはクロマテック・ロゴスさね
それほどの魔法使いじゃったか
完全にババアの負けさね
[魔結晶店主]
これも持って行けさねと、
店の倉庫にある魔結晶を全て持ってきた
[アト]
ありがとう、これは?
[魔結晶店主]
あーーさね
ババアの店もこれまでさね
魔結晶がいるんじゃろ
[アト]
いいのもらって
[魔結晶店主]
わかるさね
50年前から、生まれる前から
ここに座ってんさね
この店だけは、守りたかったさね
魔結晶石よりも価値があるさね。さねさね〜
[ナビ]
魔結晶店主は、そういうと
寂しげな顔をしながら涙を流した
店主は、魔結晶をアトに渡した
[アト]
おばあちゃん、王都はわたしが守るから
安心して
(と、言うとアトは涙ぐんで
店を出て行った。)
[魔結晶店主]
そうさね、長生きはするもんさね
さてと、魔結晶代を王様に請求するさね
帰りに目薬も仕入れとくさね。
[アト]
マラ先生、次は王都ギルド支部だね
[ナツシロ]
アト!
[アト]
ほら〜〜、上手くいったでしょ
[ナツシロ]
アト?気づいていないの?
[アト]
泣かしちゃたのは、悪かったよね
[ナツシロ]
あちゃ〜〜




