僕と彼女の生存競争

　「僕」こと主人公は今年、一年下の後輩の子「楠木　麻衣」に告白された。
人生初の告白に僕は戸惑うが、OKしてしまった。

　その日の帰り、麻衣は僕を夕食に誘う。
そこで彼女は、自分は進化、突然変異を扱う研究員という身分を語った後、「先輩
は突然変異を起こしていて、先輩が子孫を作ってしまうと、ヒトが枝分かれして、現生人類の進化に影響を及ぼしかねないから私は先輩を殺さなければならない」と告げる。
　彼女の手には銃が握られていた。
　主人公が諦め半分で最後の言い訳をしたところ、彼女は受け入れてくれた。だが、その後に待っていたのは、彼女との監視目的の同居生活と様々なヒロインたちによる恋模様だった。

　ヒロイン達との日常生活のなかで、突然変異を起こしてしまった主人公は、
自分のコンプレックスである突然変異とそれによって引き起こされる
生存競争というキーワードに主人公は気づき始める。

主人公はそのしがらみの中で誰と交わるのだろうか?