プロローグ
他サイトで書いていますが、
はっきりと申し上げますが
素人以下です。
皆様の忌憚のないご意見、ご要望を
お聞かせ下さい。
心よりお待ちしております。
Angel Organization(天使機構)、
通称「A.O.」と呼ばれる組織・・・・・・
それは古の彼方より
天界と人間界との間で結ばれた盟約によって
存在する組織である。
その組織はこの世、
即ち人間界を守護する為に
人の中に生まれる絶対的な
悪意の持主、
【絶対悪】と呼称される
異能の存在を
駆逐する為の組織である。
そしてその組織を
構成している者は
【マザー】と呼ばれる
一人の天界より遣わされた
女神を中心に、
【絶対悪】といかなる時で
あっても対峙すべき
運命を背負った天使達であった。
だが・・・・・・・
彼女達、天使の任務は
それだけではなかった。
人間界に派遣された
天使にはもうひとつの
重要なミッションが与えられていた。
それは『宿命の者』と
呼ばれるマザーに
選ばれし天使と愛し合う資格を持つ男子との
愛を成就させねばならないということだった。
―――――――――――――――――――――――
「ウフフ・・・・・・
それでは間部様、
此度の件、
よしなにお願い致しますわ」
彼女にそう言われた男、
間部と呼ばれた男、
即ち内閣総理大臣は
額に大量の冷汗をかきながら
答えた。
「は、はい・・・・・・
か、畏まりましたが・・・・・・
そ、それにしても余りにも
突拍子もないと申しますか、
何と申しますか・・・・・・
この世界に未曾有の危機が
迫っている等とは・・・・・・
そ、それも・・・・・・
異界の、
冥界の王による脅威等と
おっしゃられても・・・・・・
ハ、ハハハ・・・・・・
【碼神美 京香様】」
総理大臣である間部は
恐る恐るそう答えると
直立不動の姿勢で固まっていた。
そんな彼を穏やかな微笑を
もって見守っている彼女、
碼神美 京香は
軽く首を振るとこう答えた。
「ウフフ・・・・・・
間部様、そんなに
焦らずとも大丈夫ですわ。
邪悪なる冥界の王の野望は
成就することはありませんわ。
何せ冥王はこの世界の、
つまり人間界の英雄の手により
滅びますから・・・・・・
正確には冥界と人間界の二人の
英雄の手によりますが・・・・・・」
にこやかな笑顔で余りにも
あっさりとそう言った京香に
対して安堵の表情を浮かべながらも
引きつった笑顔で仰々しいお辞儀を
しながら間部はまるで
逃げるようにその場から下がって行った。
そんな一国の宰相としては
余りにも頼りない彼の姿を苦々しげに
眺めていた京香の右側に控えていた
彼女の秘書が彼女に進言した。
「恐れながら・・・・・・
【マザー・ミネルヴァ】、
あのお方はことの重要性を
まるで理解されていらっしゃらない
ようです。
あのような方と
あなた様が同じ交渉の席に
つかれる等・・・・・・
私には我慢がなりません」
眉間に今にも血が吹き出そうな
皺を思い切り刻んでいる彼女を
相も変わらずにこやかな笑顔で
見つめながら京香は
答えた。
「ウフフ・・・・・・
【礎呂根】、
まぁ、そう焦らないことですわ、
あれであのお方は相当な狸でしてよ。
そうでなければ魑魅魍魎の渦巻く
この国の政界では生き残れませんわ」
京香のその言葉に
固い表情のままではあったが
礎呂根は頷いたようだった。
「は、はい・・・・・・
【マザー・ミネルヴァ】がそう
おっしゃられるのでしたら・・・・・・
この件につきましては納得するのも
やぶさかではございませんが・・・・・・」
「フフ、フフフッ、
全く~、相変わらず堅苦しいねぇ、
君は・・・・・・
そんなんじゃ、新しい恋なんて
始められないよ~、
それに僕達はもっと心に
余裕がないとね~、
違うかなぁ、
お互いに
【マザー・ミネルヴァの片腕】とまで
呼ばれる僕らとしてはさぁ」
突然、礎呂根に
対して突っこみを入れた京香
の左側に立っている正に男装の麗人としか
言い様のない執事のような出で立ちの女が
笑いながら額を軽く押さえていた。
「そ、そんなことをあなたに、
あなたなんかに言われる筋合いは
ありませんっ!!
【堕天使 江乃玖】」
礎呂根はいきり立って
反対側で涼しい顔で手を振っている
江乃玖に対して
抗議をした。
その時だった、
京香が
二人に対してこう言った。
「ウフフ・・・・・・
二人とも仲がよろしいのは
結構ですが、
どうやらあの子がようやく
着いたみたいですわね。」
京香がそう言うと
彼等の正面の扉の向こうの廊下から
誰かが凄まじい勢いで近づいて来る
音が聞こえたのだった。
「ダダダダダーッ、ヤバいっ、
ヤバ過ぎるぅぅぅぅーっ!!
バタンッ!!
た、たいへん申し訳ありませんっ、
おっ、遅くなりましたぁぁぁぁっ!!」
肩で息をしながら凄まじい
勢いで入って来たこの少女を
まるで本当の母親のような慈愛に
満ちた眼差しで京香は
見つめていたが、彼女がその少女に
声をかけるより早く右側に控えている
礎呂根がこの少女に
稲妻のような叱責を与えた。
「一体、
あなたはどういうつもりなのっ!!
あなたは栄誉ある【導きの天使】として
『宿命の者』を導くという最も重要な
任務を【マザー・ミネルヴァ】より
与えられた【A.O.】を代表すべき
天使ですよっ、
そのあなたが遅刻するなんて
ふざけてるのかしらっ!!
答えなさいっ、【乃愛】」
そんな礎呂根の
叱責に応えるように乃愛と
と呼ばれたこの少女は90°の角度で
凄まじい早さで何度も謝り始めた。
「ご、ごめんなさい、ごめんなさい、
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい
わ、私、あ、あの、
き、昨日緊張し過ぎてしまって、
あ、朝まで眠れなくて・・・・・・
き、気が付いたらこんな時間に
なってしまってぇ~」
泣きそうな表情でそう言った
彼女に対して礎呂根は
眉間に皺をもう一本増やしながら
更に彼女を叱ろうとした。
無論、京香の左側に
いるもう一人の片腕は必死になって
礎呂根と乃愛の
やり取りを笑いを堪えながら眺めていた。
「乃愛っ、
あなたはこの期に及んで何を
詰まらない言い訳を・・・・・・」
そう言いかけた彼女を
止めたのは京香の
優しい満面の笑顔だった。
彼女はそれを見た瞬間に乃愛に
対して何も言えなくなってしまった。
同時に江乃玖も納得したように
何度も頷いていた。
「ウフフ・・・・・
乃愛、よく正直に話して
くれましたね、良いのですよ。
その正直さと純粋さがあなたの
一番の魅力なのですから。
だからこそあなたを【導きの天使】として
選んだのですから」
今の京香の言葉に
乃愛は感極まってしまったのか
泣き出してしまったようだった。
「あ、有り難うございますぅぅぅ~、
い、一生懸命頑張りますので
宜しくお願いしますぅぅぅ~。」
そんな彼女に対して京香は
にこやかに語りだした。
「ウフフ・・・・・・
そんなに緊張なさらなくても
大丈夫ですよ、乃愛、
それよりも最も重要なことを
伝えなければなりませんわ。
あなたが【導きの天使】としての
責務を果たさなければならない
『宿命の者』の名前と
立場、いいえ、そんな軽いものでは
ありませんわね、
存在意義というべきかしら・・・・・・
では・・・・・・コホン、
改めてその者の名前と存在意義を
申し伝えますわ。
あなたのお相手となる【宿命の者】の
名前は・・・・・・
【権田 一郎】
そして彼の存在意義、
それは・・・・・・
【冥界の帝王 ハーデス】のおぞましき
悪意よりこの世界、即ち人間界と冥界を
同時に救う、【二人の英雄】の一人である
ということです」
そうにこやかに語った京香の
表情につられるように乃愛も
安堵のというか、呑気な顔で
今の京香の言葉を
繰り返した。
「は、はぁ~、安心しましたぁ、
良かったぁ、その程度の人で・・・・・・
私の導く相手はぁ、えっとぉ、
【権田 一郎】
って人でぇ・・・・・・
この世界とぉ、冥界を同時に救う
二人の英雄の一人でぇ・・・・・・
って・・・・・・えっ、
ま、まさか・・・・・・」
乃愛はその名前を復唱した時、
まるでチワワのようにぷるぷると
震えだした。
「あ、あ、あの・・・・・・
【マザー・ミネルヴァ】、
ま、ま、ま、まさか・・・・・・
【権田 一郎さん】って・・・・・・
で、伝説の超英雄になる人なんじゃ・・・・・・
あの冥界の【死神 バール・シュタール】と
供に暗黒の頂点である冥王 ハーデスの
野望を打ち砕く宿命の持ち主なんじゃ
・・・・・・・・・・・・・・・」
泣きそうな目で京香の
方に救いを求めているようにしか
見えない乃愛に対して
情け容赦無く京香は
満面の笑みをもって大きく頷いた。
「ウフフ、ピンポーンですわ、
あなたの仰有る通りですわ。
心から期待しておりますわ、
頑張って下さいましね」
「む、む、む、む、無理です~っ、
そ、そんな凄すぎる人、
わ、わ、私なんかじゃ無理過ぎ
です~っ!!!」
乃愛は京香達に
対して泣きながらそう叫んだ。
そして京香は同じように
優しく彼女を見守り、
江乃玖はまたしても
必死に笑いを堪え、
礎呂根は眉間に三本の皺を
寄せながら額を押さえて俯いていた。
情けないのですが
プロローグを書くだけで
一日かかりました。
フォーマットも慣れるのに
時間がかかりました。
少し鬱気味になってしまいました。
後、私は躁鬱病の精神障害者です、
2級の手帳持ってます。
頑張って更新して行きます。




