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詩全集4

弩(ド)グマ

作者: 那須茄子

ひび割れたアスファルト

吐き出したガムの跡

誰かの祈りが下水に溶けて消えていく

高架下のダンスホール

錆びた鉄の匂い


お利口な倫理なんて 

どっかのゴミ箱に捨ててこいよ

裏地はとっくにボロボロさ


はい、整列 右倣えで死んでいく


救済なんてただの思考停止だと

掃き溜めの隅で神様が欠伸しながら呟く

そうやって

中指立てて堕ちる屑を見送っているんだろ


語られる言葉はもう必要ない


聖者の面して指先ひとつで

地獄の蓋をこじ開ける


遣いの天使の瞳に映る 

オレはひどく綺麗だった

孕んだ痛みも 

いつか化け物になって

愛だの何だの

キツい酒で割って飲み干しちまえばいい


安っぽい後光ハローをひん曲げてさ 

「お前もこっち側だろ?」って

悪の間が五月蝿く愛を説いている

脊髄を撫で回して

真っ逆さまに

また夢見が腐り落ちていった


堕ちていこうぜ 

真っ逆さまに

この腹の中に 

ドス黒い絶望を孕んで

天使の羽根を 

毟り取って焚き火に焚べよう

最低で最高な 

祝祭が始まる

産声を上げろ 

這ってでも生まれ落ちる次へ







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