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NF構想メモ_2007-12-17

   NF構想メモ 2007-12-17


   獄牢編

 ノロは何に対しても無気力だった。大した楽しみも喜びもなく日常を生きていた。(うつ病にでもかかっているかのように)

 そして獄牢町内では、ノロが特殊能力(或は超能力)を失ったといううわさが流れていた。(実際の所、失ってはいなかった)

 日頃からノロの力を恐れていた民衆は、

「今こそ、恐ろしいノロのことを退治する時だ」

などと云ってさわぎ立てた。


 野次馬根性の激しい者たちが、叩きつぶしてやろうと、ノロの家周辺に集まる。(唯それも、しばらくして飽き始めていた)

 自暴自棄の気持ちで、ノロは外へ出た。

 バットやらハンマーを持った野次馬たちに見つかり、囲まれる。そして、殴られ、叩かれ、やられる。始終、無抵抗だった。

 野次馬たちが去った後には、ずたぼろのノロが倒れていた。動こうとせず、その状態のまま目を閉じた。意識を失った。


 黒犬が現れる。そしてノロを家まで運ぶ。その途中、一時的に意識を取り戻し、ノロは黒犬に運ばれていることを自覚する。

 気づいたときには自分の家にいた。黒犬の姿はなかった。


 希望を失った町に危険を感じて、町を出る。

 最初の森で、道に迷う。遭難そうなんした。

 獄牢町ではクーデターが発生していた(勃発ぼっぱつしていた)。いつもより激しいクーデターは周辺地域も巻き込んだ。

 ノロが森で遭難してから三日目に、獄牢町中心が消し飛んだ。ノロの家も灰になった。

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