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地下遺構  作者: 尚文産商堂


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69/69

第69話

「……本当だな」

言われないときっと触れない。

そして触れないときっとわからない。

それぐらい精巧に作られている建物の継ぎ目部分だ。

「これも過去の遺物ってことか」

今の技術では到底できそうもない、そんなものが目の前にある。

「人喰いカルトにはとんでもなくもったいないものだ。陛下が速やかに接収し、有効に活用することこそふさわしいだろうな」

俺は間違いない自信をもって言う。

「さて、祭壇棟の中にはどんなものがあるだろうな」

言い合いながら真っ先に前衛組であるスカラタスとロカペスが建物の中に武器を構えたまま突入していった。

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