17話 日本人と誤解
前回からかなり時間が立ちました、本当に申し訳ございません、読んでくれている皆さん、有難うございます、読んでくれている人が居るって凄く嬉しいです。
「貴方ってもしかして日本人」
彼女が言ってきた衝撃的な事を聞いて一瞬頭が真っ白に成った、
すぐに気を取り直して考える、この世界には日本なんて言う名前の国は無い、前ブリジットおばちゃんに聞いたことがあるが無いと言って居たのだ、
ならばきっとこの子は創造神が言っていた俺の前に来た他の日本人の一人なのだろう、
「ああ、そうだ」
彼女にそう伝える、
「えっ、嘘、本当に!」
すると彼女は大声で驚いた、
この子.........馬鹿なのかな、今のでこの廊下の中に居た生徒の大半が彼女の声を聞いて振り向いてきた、もしこのままにしていたら絶対に誰かにバレる、良くここまで誰にもバレなかったなー
ってそんな事を思っている場合じゃ無い、
「しー、大声を出さないで」
そう言うと彼女は静かになって周りを見渡す、皆が俺達を見ていたことに気づき顔を真っ赤にする、どうやら今何をやっていたのかが分かった見たいだ、
もう少し二人で喋りたいが他の人に聞かれるのは嫌だから一緒に外に出てあまり人が通らない所に有るベンチに座る、今はもう9月だから少し寒いがあまり気にしない、
「ねえねえ、じゃあ貴方も日本人だって言う事はまちがい無いよね?」
「ああ、そうだ」
「この世界で初めて私以外の日本人に合ったわ、貴方はいつ何処で転移させられたの?」
「熊本件でトラックに跳ねられて死んだら何故かこの世界の創造神の前に居て彼女が出した巨大ルーレットでスキルを決めさせられた、確か2019年の最後だった」
「へー、貴方も熊本から来たの......えっ、でも死んだの?」
「逆にお前は死んでないのか?」
何か彼女が変な事を言ってきた、
「勿論よ、家出をしている最中に歩いてたら何か床が光ってきてここに居たのよ、私は2019年の最初の方だったわ、
この世界で言うと14年前ね、王都で普通の家族の所に生まれて十歳の誕生日の時に思い出したわ」
「かなりベタな展開だな、俺は村で生まれてこの世界で家族はもう居ない、だが前世の記憶は生まれた時から有る」
「........トラックに跳ねられて死んだ人にベタだと言われても余り説得力無いわね」
「なんか言ったか」
「嫌、何でも無いわ、そう言えば新しい元号って何なの」
「何で14年ぶりに合った同じ国から来た人に聞く質問がそれなんだ?」
「嫌ー、知らないで転移したから結構気になっていたの」
うーん、まーそりゃ4年も知らずにいたら気になるか
「新しい元号は令和だ」
「へー、有難う」
「......」
「......」
少しの間沈黙が続く
「意外と喋ることって無いものね」
「そうだな......あっ、お前のスキルって何だ?」
「スキルは聖魔法、回復魔法、聖剣とかと勇者の称号を持っているわ」
何で今でだまっていた.......いや、本当に何で、あの異世界物の中に良く居たあの勇者だったって事何で黙ってたの
「マジで!勇者ってあの勇者!」
「うーん、その勇者だと思うけど」
「やっぱり何か使命とかってあるの?」
「うーん、魔王を倒さないといけないらしいけどそれ以外は何にもないよ使命」
何言ってんだこの人、普通に一番かっこいい使命じゃねーか!
「メチャクチャいいじゃねーか!俺のスキルなんか 固定ダメージ1だぞ、1!しかも使命なんて無い....俺の意味って何、嫌、本当に何なの」
「な、何かごめん..........ん、どうやってダンジョン攻略したと、そんなスキルで?」
「えっ、普通にこのスキルで魔物倒しながらで攻略したけど」
「えっ」
「えっ」
「(まあ、きっと彼のダンジョンは簡単だったのよ)
嫌、もう良い、頭が痛くなって来た.......ねえ、もしかしてイーヴァって言う最近までギルドで働いていた人ってわかる」
うーん、確か俺の対応をしてくれた人もその名前だったからその人で間違いなだろう、
「うん、俺の対応をしてくれた優しい人だったぞ、辞めちゃったの、何でだろうね?」
何であんなにいい人が辞めちゃったんだろう
「...絶対アンタのせいだと思うけど」
「ん、なんか言った」
「な、何でも無いよ、そう言えば貴方の名前って何なの?」
「俺はラーザ」
「あっ、私の弟もラーザって名前だったわよ」
凄い偶然も有るんだな、
「へー、君の名は」
「私は」
キンコンカンコン!
彼女がしゃべる前にチャイムがなった、すると彼女の顔が真っ青になった、
「大丈夫?」
「う、うん、ただこのチャイムがなる前に校長室に来いって言われていただけ、ごめん、行くね私」
そう言いながら彼女は立ち上がる
「お、おう、またな」
そう言うと彼女は学校に走っていく、さすが勇者、メチャクチャ早い、
それにしても大丈夫かな、何か顔が真っ青だったけどあの校長ってそんなに怖いイメージ無いんだけどなー..........まいっか
「それにしても、此処で日本人に合うとは思わな.......嫌、ラノベでたまに見た事有るからもうそろそろかなーとは思ってたか、それにしても美人だったなー」
そう思いながら立ち上がり寮に向かって歩き始める、校庭はかなり広くてベンチや木、花畑、スポーツ器具とかが有った、
寮の前に付く、中に入り男の方に行く、
自分の部屋に向かって居ると何故か俺を見た人達がひそひそ話をしている、不思議に思いつつ歩き続けるとリキが向かって来た
「師匠、おめでとうございます」
こいつ、やっぱり頭をどこかで打ったのか
「何をおめでとう?」
「だって、超美人な女性と付き合い始めたんすよね?」
うん、きっと何処かで頭を打ったんだろう、早く病院に行かないと
「お前、頭大丈夫か」
「シラを切っても無駄ッスよ、もう皆師匠が金髪美女とベンチでキスしてた事を知ってるんすから」
ん.......おいっ、もしかしてあいつと話してるのを見た誰かがキスをしていたと見間違えたのか!
「キスなんかしてねー、話しただけだ」
「マジっすか?」
「ああ、あいつとは何も無かった、触ってもいない」
「そうッスか、じゃあ皆に違うと言って置きます、きっと皆間違いだったと直ぐに納得すると思います」
有り難いけど何か普通に傷つくな
「ああ、頼む」
そう言うと彼は走って行った、本当に何でこんな短期間であんなに喋り方とか態度が変わったのかが気になるけどもう今は寝よう
そう思いながら俺の部屋のトビラを開けめざましをセットして眠る。
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