第十話「Defenders of the faith」②
変身ヒロイン百合アクション第十話、続きです。
結局そのブログをブックマークしたのは、小波以外にはアキラ、ひまり、楓の三人だけだった。新しい店舗の情報収集には使えると返答はあったものの、市内の情報というだけでは訴求力があるとは言い難い。しかしあまりアクセス数を増やしすぎるとまた紫織が気絶するので、応援したい小波としてはなかなか難しいところである。
放課後、小波とアキラは二人並んで下校していた。途中でコンビニエンスストアに立ち寄り、雑誌を立ち読みして菓子パンや飲料を買い、外で休憩しながらちょっとしたおやつタイムを過ごす。アキラはここで緋李と待ち合わせており、二人で緋李の自室に置くものを買いに行くという。
「仲睦まじいですな葵さん」
「まあねー。んひひ」
「半分からかうつもりが完璧に流された。いい恋しやがってこの女」
二人の会話は以前通り…否、アキラがブライドになる前よりも親密になっている。この空気が小波には心地よかった。
小波がチョココロネを食べ終わったころ、道路の反対側の歩道に黒のブレザーと白のスカート、そして真っ赤なリボンタイの学生服姿が見えた。美しいセミロングをなびかせる姿は見間違えるはずがない、緋李だった。
「葵さん!」
「堂本さ~~ん」
緋李が手を振る。その美貌と晴れやかな笑顔の愛らしさは、アキラのみならず小波にも目の保養であった。小波も手を上げると、緋李は軽く手を振り返してくれた。美しい、そして愛らしい。手を振り返すアキラは履き古したパンツのゴムのようなだらしない顔になっている。その顔を見て小波は思わずスマートフォンを構えた。
「うわ超だらしねえ顔。撮ってみんなに送ったろ」
「うるさいよ! じゃ、あたし行くね」
「うん。じゃーまた明日ね」
アキラは近くの横断歩道を渡り、緋李と合流。小波は二人に手を振って見送った。
(さて、じゃあウチも帰りますかね)
コロネの空き袋をゴミ箱に捨て、小波は自宅方向へと歩き出した。
紫織のブログをちらちら見ながら、何気なく街を見回す。今はビルが並び道路が通っているこの街も、時間が過ぎればまた少しずつ生まれ変わっていくのだと思うと、ほんの少しだけわくわくした…しかし、いつも行く店や図書館がなくなるのは少し寂しい。だが街が変わるとはそういうことなのだ。この街も昔からこうだったわけではない。昔は今より遥かに建物が少なく、道路も舗装されていなかったのだ…と、いつか図書館でちらりと見た写真を思い返していた。
そんなことを考えながら、ふと見覚えのある姿を認めて、古いビルが並ぶ商店街らしき通りに入る。その姿は通りの奥の方にある店の前にいた。コンビニエンスストアのような店だが、よく見ると看板のデザインも店名もどこかの店に似ているようで、その実まったく別の店だった。そこにいたのは紫織だ。店舗を入り口のやや斜め前から、今度はデジタルカメラで撮影していた。小波はその後ろに立った。
「雁井さん」
「とあひっ!?」
跳び上がった紫織の手からデジカメが落下しかける。慌てて手元が狂いキャッチし損ねた紫織に代わり、小波がカメラを両手でつかんで安全を確保した。
「…ごめん。ホントごめん」
「う、ぅ、…だい、じょぶ……デス」
二人は一息つき、紫織が撮影しようとしていた店を改めて見た。
「こんなお店あったんだ。今日はここ撮ってたの?」
「は、はい…その、もうすぐ、閉まる、って…」
店の入り口には張り紙があった。数日後には閉店する予定と書いてあり、棚に並んでいる商品はまばらで、冷凍ケースに至っては空っぽだ。しかも全て閉店を理由に全品お値段五〇パーセントオフ。建物はかなり年季が入っており、恐らくコンビニエンスストアが普及しだした最初の時期、今からだとおよそ三、四十ほど前に建ったものと推察できた。だが、そろそろ潮時と言うことだろう。商店街の他の店も閉店予定か、すでに店をたたんでいた。
「商店会の会長さんに、許可もらって…それで、この商店街の写真、残しておきたい…って…」
「残しておきたい…」
「この商店街も…色んな人が過ごしたはずだから…思い出したときとか、知りたくなった時とか、見られるように」
そう言ってシャッターと古い店舗が並ぶ商店街を見る紫織の声は、静かで穏やかだった。紫織の言葉は、先ほど小波自身が気にした街の変化をいかに受け止めるかという問いに対しての回答でもあった。紫織自身が街の変化を見るのが好きなのでもあろうが、消えてゆく古い時代に対しての優しさのようなものが、その言葉と表情からは感じられた―――この人は変わりゆく街を写し取ることが本当に好きなのだ…愛していると言ってもいいのかもしれない。小波はここで初めて実感した。ブライドの覚悟がまだ固まらない小波には、すこし眩しい姿だった。
「撮るの見てていい?」
「へ」
「邪魔しないからさ。雁井さんが写真撮るの、何かウチも見てたくなった」
小波の表情に何を感じたのか、ためらいつつも慌てることなく紫織はうなずいた。頬は赤いが、拒否する気配は無い。
紫織が旧商店街を撮影する間、小波は道路脇のベンチに座ってじっと紫織を見ていた。眼差しには羨望と憧れが籠っている。膝にウミミを座らせてそっとなでると、群青色の毛並みが呼吸に合わせてわずかに上下した。
「んー。イイ顔してるなー」
「うみゅ」
二人は撮影する紫織の横顔を見つめた。ブライドではない紫織にはウミミの姿も見えず声も聞こえず、当然視線も感じない。今の受け答えも何かつぶやいた程度にしか感じないか、撮影に夢中の紫織には聞こえなかっただろう。いつもの慌てた顔から一転して真剣な眼差しでファインダーを見つめている。長い前髪の間から見えた目は、それこそ宝石かと見紛うように輝いていた。光の加減か、少しだけ紫がかって見える。
「キレイな目だよねぇ…好きなことを精一杯やってる感じ。いいなー」
「うみゅ~…」
かっこいいよねえ、と小波はつぶやき、苦笑しながらウミミの手を軽く握った。だが、ウミミはそんな小波の手を握り返す。小波を見つめるつぶらな瞳は、いつかあなたも同じ輝きを宿す日がくる―――と言いたげだ。普通の小娘である小波にはさっぱりその自覚が無いが、パートナーの目はいたって真剣だった。紫織の真剣な姿に惹かれるなら、あなたにもその心はある筈だ。そう語っていた。
一言一句、小波にはその思いが伝わる。自信の無さに苦笑いしながら、小波はウミミと握手する。
「ありがとね」
「うみゅ」
「………あ、あの」
ふと声に気付いて見上げると、撮影を終えた紫織が目の前に立っていた。小波の独り言…実際はウミミと会話していたのだが、精霊が見えない紫織には独り言にしか聞こえなかったのであろう、その様子に困惑しているようだ。慌てて小波は取り繕おうとする。
「あーややや、うん、あの、見学させてくだすってありがとうごぜえましたって」
「いえ、いえ、こ、こちらこそ、どどういたましまして」
噛んだ。気が抜けるとこうだ。
「今日はもう終わり?」
「あ、は、はい」
「そっか…あ、ちょっと待っててね」
小波はコンビニ風の商店でチョコバーを買い、それを袋ごと半分に折って開封すると、半分を紫織に手渡した。
「ほい。本日もお疲れさまでした」
「え…ちょ、ちょっと、まって」
「はいサイフ漁り禁止。これはウチが雁井さんと一緒に食べたいと思って購入したものです。つまりウチのワガママ。ちなみに閉店セールで半額かつ消費税カットの二十五円、フトコロは特に痛みません」
先日は必要経費などと言ったが、本質は今の言葉と同じだった。素敵な人と友達になりたい…ただそれだけだ。少し照れくさくて素直には言えないものの、その視線が意味する想いは紫織にもとどいたようだ。ゆっくりと半分のチョコバーを紫織は受け取った。
「い、いただき、ます」
五月の少し高い気温で柔らかくなったチョコバーを、ベンチに座って二人で食べる。どちらからともなく顔を見合わせ、笑顔を浮かべていた。
食べ終えると商店街を出て、二人はしばらく一緒に歩く。と、紫織は自分のブログを見て驚愕の声を上げていた。
「ななななんか、あ、アクセス数、ゴリッって…増え…」
「うん、友達に紹介した。ブクマしてくれたのは三人だけだったけどね。面白いって言ってくれたよ」
「さんにんも」
「十人くらいにお勧めはしたんだけど。みんなに気に入ってもらうのは難しいや」
「ぱ、パリピだ…」
そんな人数に…と紫織はあんぐりと口を開けた。小波は自嘲的な笑みを浮かべてそれに答える。
「ううん。まだ色々踏ん切りがつかないヘタレな女子高生さ。そこそこ仲のいい子が多いってだけ」
「……で、でも、私のブログ、好きって、言ってくれた…」
正確には紫織自身にほれ込んだと、小波は照れくさくて言えない。だがそれを察してか否か、紫織はしばらくうつむくと、決意を込めて突然小波の手を握った。
「し、ししし、ししょー!」
「師匠ぉ!?」
「よよよかったら、うち、きませんか! いまから!」
「今からぁ!?」
突然のお誘い、そして突然の師匠呼ばわりに混乱する小波。しかし長い前髪の奥から感じる紫織の表情に茶化すような雰囲気は無かった。混乱しつつスマートフォンの時刻表示を見ると、まだ時間には余裕があった。
きっと見せたいものがあるのだ、と小波は解釈した。何より紫織の部屋に湧く興味を押さえられない。今まで独自に調べ、自分の脚で集めた資料が山のようにあるのだろう…小波は紫織の誘いを受けることに決め、速やかに家に電話した。
二人はバスに乗って駅に向かい、小波の最寄り駅から電車で四駅ほど離れた街の小さな駅で降りた。駅前にピザ店が併設したスーパーがある程度で、周辺には住宅街ばかりが広がっている静かな街だ。十本ほど歩くと『雁井』という表札がある紫織の家に到着、玄関のドアを開けた。ドアの横にはロードレース用の自転車がある。これに乗って調査に行くのだろう。
「ただいまぁ」
「おかえりぃ~」
のんびりした大人の女性の声が二人に答えた。紫織の母かと思ったが、顔を覗かせた女性はずいぶん若い。
「あらお友達? いらっしゃい、上がって上がって」
「どもっ、お邪魔します。郡上 小波って言います!」
「紫織の姉です。よろしくねぇ」
「あっ…お姉ぇ、あの、ちょっと作業するから…」
「はいはーい」
おっとりした姉に軽く会釈すると紫織に手を引かれ、後でおやつを持っていくという声を背に階段を上がり、紫織の部屋に入った。その途端、小波は思わず目を瞠った。
真正面の壁に掛けられた大きなコルクボードには大判の市内マップが貼られ、各所にマーカーペンの印と書き込みのある付箋がいくつも貼られている。その下に置かれた本棚には、各年度ごとに発行されたマップのコピーが大量に収められていた。年度ごとに分けられたマップの束が四年分。つまり三年か四年ほど前、最低でも中学生くらいに紫織はブログを始めたということになる。
「すっげ…トレジャーハンターの基地みたいじゃん。初めて見たこういうの」
「そ、そっかな…」
「うん」
小波の指が最新の地図の表面をなぞる。その中には先ほど立ち寄ったコンビニ風商店の閉店の日付と写真撮影日、今日の日付を書いた付箋もあった。何か所かの地点をつなぐマーカーペンの線は、同じ日にまとめて調査した箇所とその移動ルートだろう。玄関横にある自転車で、この地図に沿って移動したということか。それを見ながら、小波はふと気になった。
「前にも訊いたけど、市にお願いされて撮ってんの? こーいうのって勝手に撮ったらダメな奴じゃない?」
「え、えと、市とか、商店会とか、あと県にも、ここ撮っていいですかって訊いて…」
「わざわざ? めちゃめちゃ手間じゃない」
「その、最近はメールでも、対応してくれるから、まとめていくつか…うち、父が公務員で、そのツテで、中学校の時から」
つまるところ、父親経由で数年通い詰めた末にメールだけで済ませるようになった、ということのようだ。良い事かどうかは小波に判らなかったが、それはさておいて改めて紫織のブログを見直すと、市の観光課や街づくり協会などのホームページと相互リンクになっていた。半ば地域公認のブログらしい。その割にアクセス数が少ない気がするが、これはアキラも言っていたようにローカル情報に興味を持つ者が少ないというだけのことだ。
机の上のノートPCは、こちらもたくさんの付箋やメモ用紙、写真、スキャナ、筆記用具にスタンド付きクリップボードで埋もれかかっている。ごちゃごちゃしていて作業はしづらそうだが、いかにも作業中という雰囲気を醸し出している。それが紫織の作業場に来ていることをより実感させた。紫織はまだ緊張しているのか、はにかんだ顔で両手をもじもじさせている。
「…か、か、家族以外、部屋見せるの、初めて……です」
「お、おう…何だその初めて好きな人をご招待したみたいな言い方は」
「………」
「イヤちょっと、黙ってないで何か言いなさい。空気ヘンになっから」
「スミマセン…どうぞす、すわって、すわってすわってすわってすわって」
「すわって多いな」
小波は勧められるままに椅子に座った。横を見ると作業用の机とは別に置かれたテーブルに、山のようにクリアファイルが積み重なっている。先日購入した物だろうクリアファイルではなく、もう少し古い物だった。テーブルの向こうの大きな本棚には分厚いファイルの他、地方史をまとめた資料、何十年も前に出版されたらしい古い百科事典、十九世紀に地元作家が著した小説、市内に生息する昆虫の図鑑…など、こちらには郷土にまつわる書籍や古書が並んでいた。
「雁井さんは地元の資料も好きなの?」
「は、はい…」
「ウチはこういう本まず買わないなあ…会うことの無い本との出会い。実は人生の一大ターニングポイントじゃないかな」
読んで良いか確認を取ると、小波は地元の昆虫の図鑑を手に取ってページをめくる。小学生の頃の林間学校で見た昆虫の写真が、外観の特徴や詳しい生息域などの解説と共に並んでいた。こんな生き物だったんだなあ、と感心しながら読む。その間に紫織はノートPCを起動し、先ほど撮影した写真をデジカメから移していた。既に視線は小波を捉えていない。一方の小波も夢中で図鑑を読んでいる。
と、ノックの音で小波は我に返った。紫織はブログ制作の作業中で気づいた様子が無い。代わって小波が返事をしてドアを開けると、紫織の姉がトレイにココアとクッキーを乗せて顔を覗かせた。
「あ、ども」
「もう作業始めてる?」
小波がトレイを受け取ると、覗き込んだ姉の視線が紫織の後ろ姿を捉えた。尋ねる声は邪魔をしないようにと控えめで、小波もそれに倣った。
「はい。話しかけない方がいいみたいっす」
「そうね、お邪魔しました。…しーちゃん、あんまり根詰めすぎちゃだめよ」
姉は紫織の後ろ姿に穏やかに笑うと、こっそりと妹に声をかけて顔を引っ込め、ドアを閉じた。受け取ったトレイをテーブルに置くと小波は椅子を引き寄せ、図鑑を膝に置いて紫織の隣に座り、並んで机に頬杖を突くと作業を見学することにした。
画面には先ほど撮影した旧商店街の他、その近くの住宅街にあるという小さな公園や、古い喫茶店などの写真もある。自分が生まれるよりもずっと前からある施設や店だ。一見して古いことは判るが、小波にとって初めて見るそれらはむしろ新鮮であった。逆に、真新しい雑貨店や住宅地の中央の広場の写真もあった。
続けて、紫織はテキストエディタで文章を書き始めた。ブログの紹介文の下書きらしい。あくまでも簡潔な文章で、何があった、いつどうなった、これからどうなる、くらいにしか書いていない。
「もちょっと文章こだわっても」
「ぽ゛あ゜ぁ!!?」
突如横から掛けられた声に驚き慌てふためき、紫織はものすごい発音で叫んで椅子ごとひっくり返った。よほど集中していたようだ。
「ご、ごめん…集中してる時はホントに声かけないほうがいいね」
「びびび、びっくりした…」
手を取り、小波は紫織を立ち上がらせる。幸い大きな怪我は無さそうだ―――と安心した時、部屋の奥のクローゼットの中から、何か重い音、そして紙がめくれる音が聞こえた。転倒した時の振動で何かが落下したのだろうか。何事かとクローゼットの方を気にする小波の手を紫織が握り、引き留めようとしていた。その表情は必死で、握力は予想外に強い。何か言おうとすればすぐに首を横に振り、何としても阻もうとしているようだった。小波はそこで一計を案じた。
「あっ、黄金に輝くドクロ男が飛んでくる」
「どこ! どこ! どこから!?」
外を指さす小波につられ、紫織は窓から身を乗り出して周囲を見回した。あまりにも簡単に騙せてしまったことに若干胸の痛みを感じつつ、小波はクローゼットを開けて、足元にあふれ出した大量の紙に驚愕した。その音でやっと紫織も気づいたのだが、前髪で目元が隠れていても悲惨な顔になっているのが判った。小波もつられて苦笑する。
クローゼットの中には、今までの調査結果を印刷したコピー紙、市の広報紙、街づくり協会の会報などがタワーマンションのごとく詰まれていた。一枚を手に取って見ると、発行年度は昭和六十一年…つまり一九八六年、小波がうまれる二十年以上前の市の広報だった。画像やPDFファイルを印刷したものではなく、紙質からは当時の物とすぐに分かったが、しかし保存状態は極めて良かった。当時の物を取り寄せたのだろうか。
「…整理整頓は苦手なんスね雁井さん」
「うぅ、はい…」
「土曜日にでも片づけない? 人手集めて手伝うから」
「え…」
紫織の顔が引きつる。部屋に人を入れたくないのは小波も判っているのだが、大きめの段ボール数箱分の紙の山を放置しておくのは、資料の保存方法としては全くもってよろしくない。といって、整理整頓が苦手な紫織と二人だけではまず片付くものではない。
「よし。人選はこっちでする」
「え、でも…」
「大丈夫な人連れてくるから。任して!」
小波はドンと胸を叩く。が、先ほどのしょうもない嘘にだまされた紫織は渋い顔をしている。
「ヒキョーな人に言われるのは納得がいかない…」
「まさか引っ掛かるとは思わなかった。マジでごめん…」
申し訳ないと小波が謝罪したところで紫織の機嫌が直り、二人はPCの画面に表示した写真を見ながら差し入れのココアとクッキーを食した。気づくと紫織がだいぶ話せるようになっているのだが、小波は敢えてそれを言わなかった。
―――〔続く〕―――
文中の『黄金に輝くドクロ男』、今の時代ならむしろ若い人の方が知ってるかもしれないですね。高笑いが特徴のあのヒーローです。




