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勉強しない自称浪人生、転生してオレtueeeを目指す  作者: 認めろよ!ニートであることを
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浪人生

毎日100字でもいいからなろうで文章を書きます。

  彼は退屈していた。


 広大な砂漠が果てしなく広がる、かつて公益の要所にしてこの世界有数の一大都市だった場所を眺めながら彼、エチーゴは思う。


 こんなことならせっかく手中に収めたこの土地を人間諸共に更地にするんじゃなかった。ちょっとイメチェンしてみた髪型を遠くから見た人間に『ダサっ・・』と言われたくらいで、ムカついてパイプ椅子ひっくり返すみたいなノリで暴れるんじゃなかった。


 結果的に彼が暴れたことで有史以前より存在していた長い歴史を持つ大都市が一夜どころかものの30秒で壊滅した。しかし彼、エチーゴは決して残虐非道、冷酷無比な人物ではない。むしろ人をよく見てその人に一番適した伝え方で問題点を示して国民一人一人に自分で考えるきっかけを与えてくれる名君である。



 ただ、ほんのちょっとだけ魔がさしてしまっただけなのだ。



 ーーそうして誰もいなくなった



 この事実を、自分がやってのけたことをエチーゴは悔やんだ。

 だからこそ現にエチーゴは誰からも姿を見られぬように幻影をつくりだしてただ一人、今日も自らがつくりだしてしまった荒野をながめながらこれ以上誰も傷つけぬように隠遁の日々を過ごすのである。


 今日も一日何事もなく時間が流れていく、そう何事もなく。


 今まで幾何もの年月をそうやって過ごしてきた。そして今日もそうなるはずだったのだ。


 広大な砂漠の上の太陽が天頂にさしかかり、一日で最も気温が高くなりだすそんな時間だった。



 至高の出来といっても差し支えないほどの完全に周囲の砂漠と同化したエチーゴの作り出した幻が、恐ろしいまでのスピードで自らの城を破壊しながら自分のもとへと向かってくる何者かによって消し飛ばされた。



 エチーゴの幻は相手の視覚を欺くだけではない、侵入者や外敵の存在を感知する役割も果たしている。


 だからこそエチーゴは額に冷や汗を浮かばざるを得なかった。桁違いだったからだ。侵入者、いや、文字通りの化け物の実力が。



 ゴオオン・・・・


 ガラガラ、、、、



「エチーゴちゃああん、あーそーびーましょ!!」



 久々に聞く人間の声、しかも声の主はかつての宿敵ときている。



 仕方ないか・・・



 エチーゴはゆっくりと椅子から立ち上がると視線を招かざる客のほうへと向ける。


 間違いない、ルージュだ。


 なにやら少年を肩に担ぎ上げている、その少年はいまや息も絶え絶えといった様子だ。


「何をしに来た?」


 威圧を込めて全力で体内の力を練り上げながら彼はルージュへと問う、コイツの性格からして何もしないで帰るなんてことはあり得ないと知っているからだ。まず間違いなくルージュは自らの命を取りに来たのだろうと察してエチーゴは覚悟を決める。






「わかりきっているくせに。」




 ルージュが微笑みそう言うと次の瞬間、彼女は音を置き去りにした。





 そうして悲しき魔王、ひとりの強大な力を持って生まれた人間はさらなる強大な力によって淘汰された。





 *************************************




 あっない、それがオレの感想だ。



 状況から察するにたった今、絶命した中年ボロボロの衣をまとったやせ型のオッサンが魔王でありババアの旧い仲だったようだ。



 オレは心の底から思う。



 何だったのだろう、あの白い姫が何者かによって殺められたり、オレがなぜかその白い姫ブランの能力を引き継いだりしたりで今の魔王と呼ばれたオッサンを倒すための算段やいざこざは。そもそもどうしてオレは異世界なんかに転移したんだろう。






 黒幕がこの世から消えた今となっては最早、真相は闇の中だ。





 真相と魔王はそんなに関係ないかもしれないじゃんかって?




 闇の中なんだよ、ババアが作者が思ったよりも早く魔王倒しを倒したせいで今までの伏線やフラグは全部パアになっちまったんだよ。




 作者がもうこの話を書くのだるくなっちゃったから無理やり見切り発車でぶちまけた伏線をゴミ箱へポイしたわけじゃないんだ。ないったらないんだ。





 思うに世の中なんて自分が思っている以上にいろんな力に流されて自分でできることなんて本当に限られているのかもしれない。ただ、だからこそ自分がなんとかできる、何とかできそうなことには全力で打ち込むことが大切なんだと思う。(作者はこの話をぶん投げやがったが)





 ということで魔王が倒されました。はい、この話はもうおしまい。




 ひょっとしたら微粒子レベルで存在するかもしれないオレのゴミみたいな文章を最後まで読んでくれた人がいればこんな形で無理やり話を打ち切って申し訳ありません。




 そしてこの話をどこか1文字でも読んでくれたすべての人達に感謝を込めて今まで本当にありがとうございました。



 次回作はちゃんとプロットやキャラをちゃんと練り上げてから今作とは比べ物にならないくらい良いものが作れるように精進します。




 それではまたいつか!!









『勉強しない自称浪人生、異世界転生してオレtueeeを目指す』







 ~完~






今までありがとうございました。感想・評価いただけると嬉しいです。

disでも全くかまいません、なんか感想ください(--〆)

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