海底攻略
徐々に光が届かなくなり薄暗くなっていく道無き道を進んで行く
『ヘブンズジャッジ!』
襲い来た敵の頭上の上から優しい光が1本2本と差し込んで、やがて光で埋め尽くされた
「や、やっつけました!」
「聖属性の(強)全体攻撃だ!みのりさんありがとう」
「えへ♪」
『聖なる枝杖+』の効果で強くなっているし、聖属性に全体攻撃は無かったから、これで1ターンで仕留めきれないなんてほぼ無くなったんじゃないかな! けど欠点はやはりMP消費だ、聖属性は消費が大きいのに全体攻撃だから更に増える、なんと32も減っていて乱発出来ない! マルシカクちゃんと2人でうったら私はあれを言わないといけなくなる。というか私の情報も出し惜しみなくみんなに言ってるから「期待した目」は受けたし、千ちゃんに限っては、やってと言われて「戦闘で必要になったらね」って言っちゃったんだよね…。MPお化けの私のお仕事だ、諦めるしかない。
海底の道順は地面へ円形に差し込む光を目指しながら進んで行けばいい。そして、最初の光場所は誘導して始発点にしてくれたのかあっさり見つかっていてスタートを切った。 予想はつくと思うけど光と光の間の暗い場所での隠し通路は多い。
「デッドオアアライブ! ・・あれ?これ何?」
次の戦闘の時に千ちゃんが覚えた魔法を使ってみたら、立方体に1~6がそれぞれの面に書かれた物が目の前に浮いて現れたのだ。ちょっと笑っちゃった。
「それはサイコロだね、多分ふれ…転がせばいいと思う」
「わかった、それ」
地面に向けて放ると水も関係なくコロコロと転がり上の面は〝5〟になった。すると、ポンッと音をたててサイコロが消えると「しっぱい」と煙文字が数秒間出ていた。
「不発…みたいだね?」
「???」
よく分からない現象に色々確認したら千ちゃんのMPが0になっていたことに気付く
「千ちゃんの魔法が使えるのが0になっちゃった。
失敗するとMPが無くなるのか、この魔法自体の消費が全MPを使うのか」
まだまだ検証は必要だね、うん! あれ、みのりさんもマルシカクちゃんもトドメに動かない
「ユウナちゃん、魔法使えないよ?」
そんなキラキラした目で見ないで!分かりました、後使ってないの私だけだもんね! 効果分かってるでしょう…
すぅーはぁー、よし!
「みんな、魔力譲渡だよ!」
・・・シーン
「おねえちゃん大好き!」
「うん、ありがと! 恥ずかしいのは1回でいいよね、ちゃんとやるよ
「みんな~♪魔力譲渡だよ~♪」」
弱い光が起こって私のMPが減ってみんなのMPが全回した。恥ずかしいよ~…、可愛く言わないと発動しないなんて、イジメだよ~! 少しの間、マルシカクちゃんを抱っこして心を癒やしていた。あ、いつもみたいに力を入れないで持ち上がるからいくらでも出来ていいかも!
~~~~~
海底でのイベントに『人魚と沈没船』がある。
道を外れたルートの先に沈没船があって『ゴースト』がたくさん囲っている。勇者が近付くとゴーストが寄ってきて元の道に戻されてしまう。これを5回繰り返すとゴーストと戦闘になる。 勝利するとゴーストは消える、しかし中には入れないでここで一旦終了。
そして、このイベントを体験していることを条件にカナカナの町の『学校』の図書室を調べてみると『人魚伝説』というタイトルの本が見つかり読めるようになる。
その後、『入り江の洞窟』へ行くと洞窟の前で『あちらから歌がきこえる』と表示され勝手に歩いて場面が変わり荒波打ちつける岩場に座り歌う人魚を発見、勇者に気付き海へ飛び込み消えてしまう。
その後、沈没船に何故か入れるようになっていて、入ってすぐ右の写真立てをチェックすると『これは先代勇者か?』と出る、これを頼りに『はじまりの村』の村長に話すと人魚と人間の恋悲しい話が聞けてイベントは終了する。
~~~~~
楽しい物語が好きな私はあまり好きでないイベント、それを強制的に思い出したのは次の光が差し込む中に歌っていた人魚さんが居たからだ。
「おねえちゃん、あれはモンスター?」「ウキウキする歌ですね」「危ない?」
正直分からない、イベントキャラの可能性もあるし、マルシカクちゃんが言うようにグリードたちと同じ仲間に出来るモンスターの可能性もある。 イベントの人魚と違って寂しい歌は歌っていないからあのイベントとは関係無さそうではある。
判断がつかないのでもう少し近くまで行ってみることにした。するとマルシカクちゃんが反応する。
「みのりおねえさん、歌だよ!」
「ふぇ? あっ、分かりました。やってみます!」
また特技のお導きかな、みのりさんは準備して繰り返しの場所まで真剣に聴いていた。
「ラ~♪ランラララン♪ラ~~♪ラ~ラ~~~♪・・・」
「!!、♪♪、「ラララ~♪ランラララン♪ラ~~♪ラ~ラ~~~♪」」
おー!拍手!! 途中から人魚さんも気付いてこっちを見て合わせてハモってた、明るい声とキレイな声が混ざり合って・・・うん、分からないけど聞き惚れた!
「はふぅ…ど、どうだったのでしょうか…」
「すごかったよ! なんかきてって!」
「ホントだね、手招きしてる」
人魚さんが笑顔で招き猫みたいに変わった手招きをしている、小さな小魚も何匹か回りにいるよ。
戦闘ウィンドウは出ない、人魚さんは、すぐ近くまで来たのにまだみのりさんへと手招きしている。
「戦いは無いよ」
「は、はうぃ」
緊張しながらも素直に人魚さんの目の前までいくと両手を広げてニコリと笑っている、これはあれだ・・みのりさんの好きなやつ。
戸惑った風に分からない顔をしているみのりさん、私は「みのりさん」と呼んでマルシカクちゃんに両手を広げる、マルシカクちゃんは嬉しそうに飛び込んできた。 それを見て私たちと人魚さんとの間を何度か視線を彷徨わせる、人魚さん頷いてるよ。
ゴクリと唾を飲み込んだみのりさんはゆっくりとその胸に抱かれる。 うん、人魚さんゲームと違って、上何にもつけてないの、みのりさんよかったね!
「ん、千もいいです?」
勇気ある千ちゃんいきました、人魚さんも笑顔で了承。みのりさんも幸せそうに立ち上がって真っ赤になった顔を触っている。入れ替わりに千ちゃんが思いっきり堪能している、撫で撫でされながら動いていて気持ち良さそうだ。
「マルシカクちゃんも?」
抱いているマルシカクちゃんにちょっと期待を込めて言ってみた、本当に頷いたら嫌だけどマルシカクちゃんは「おねえちゃんの方がいい」ってちゃんと理解して言ってくれる、ちょっと強めに押し込めちゃう。嬉しい!かわいい!好き!
「ん~♪」
「あれ?」
マルシカクちゃんと幸せに浸っていたら人魚さんと視線があって指を口元にあてて残念そうな顔をされた、私とマルシカクちゃんも来て欲しかったのだろうか? 喋らないから喋れないのか、歌ってたけど。
「なまえ、おしえて? ケーレ、わたし」
と、思ったら片言なら喋れるみたいだ。モンスターではなかった。
「すみか、わたし、きて! ひと、だいじょぶ」
ケーレさんの家に招待されました。人魚の家って海を自由に・・とかじゃないのかな、楽しみ♪
「!?、にげて!」
「モンスターは倒せるから大丈夫だよ、んー、みのりさんお願いします」
「はい! ヘブンツゥツァッチ!はうぅ…」
大丈夫だよ、魔法は発動してるからね、魔力譲渡しとく。
驚いた顔でちょっと離れたケーレさんは戻ってきて、ちょっと高い位置から笑顔でみのりさんを頭から包み抱き込んでいた。彼女なりの敬愛の仕方があれなんだね。
下着・・バンドみたいのくらい付けたいなぁなんて思いながら次の暗闇を暗闇へと曲がり進んで行くのを付いていく、極端に暗くないから見失うことはない。
「いえ、ここ、へいき、ひと、はいる♪」
「「「「え…」」」」
紛れもなく沈没船だった、斜めに傾いているけど絶対崩れない、倒れない、浮かない沈没船。ボロボロで入り口がちゃんと見えてる。
ケーレさんは泳いで甲板の方に上がり手を振っていた。
「マルシカクちゃん手を」
「うん」
「体が浮いたら足をバタバタさせて」
「わかった!」
マルシカクちゃんと手を繋いでせーのでジャンプ、そのまま手を伸ばして足をバタバタ、マルシカクちゃんも同じようにしてる。あれ?すごく体が軽い!15Mも泳げなかったのに。
そのまま柵を越えてケーレさんの隣に着地、抱き締められた、柔らかい・・けど罪悪感がすごい。マルシカクちゃんもその後されてたけど何も言わなくてもお互いくっついていた、以心伝心です。
みのりさんたちも私たちを見て同じように手を繋いでタイミングの合図を決めてた、せーので跳ぶと足をジタバタ、泳ぎ方を知らないから2人とも振りが荒い、しかし普通に進んで上がっていた。
・・・誰でも行える世界だったようだ、
着地するとケーレさんに歓迎される、気に入られたらずっとやられるのだろうか?
「へいき、ここ、みず、うけない」
言われて気付いた、この上は泡に包まれている。水はあるのに影響が無い場所だ。
ボロボロでちょっと不気味だけどケーレさんが住処にしている場所、モンスターを恐れるくらいだから何も出ない・・なら
「ケーレさん、今日ね、ここで少し寝るのとかに使ってもいいかな?」
「ねる、あ、いい! うれしい!」
みのりさんと千ちゃんに、え!?って見られたけど、私のMP回復もそうだし、泡がある場所が分からない。ちょっとしか進んでないかもしれないけど睡眠は大切だよ。
「ケーレさんって何食べてるの?」
「たべる、くさ、まって、すこし!」
スイーっとどこか泳いで行ったらすぐに緑を体にいっぱい巻き付けて戻ってきた
「おいし、これ、たべて♪」
体から剥がしながら渡してきたのは海藻、ちょっとその姿が煽情的だったのはみんな思っただろう。
「んー、人はあんまり生で食べないんだ、ごめんね…」
やっぱり人魚と人では食文化が違うんだね、海の中だから当然だけど残念…
「ひと、たべない… ごめん、ない、どしよ」
ご飯が無いことを心配してくれてる、良い人
「大丈夫、ご飯は色々と持ってるの」
何を出そうかと悩んで、選択したのは『キノコミルクスパゲッティ』、『スパゲティ』『ミルク』『ちいさいキノコ』で作ったこの世界オリジナルだね、麺類にしたのはケーレさんが食べられそうだったから、違うものは器官が受け付けないと危ないけど。
「「おいしそー!」」
「ケーレさんはこういうの食べられる?」
「たべる、ひと、ある、だいじょぶ、いいの?」
食べたことあるの!? どこで何を!?
「大丈夫なら皆の分もあるから用意出来るよ」
「うれし♪」
相変わらずの柔らかい抱き締め、マルシカクちゃんごめんね!
ケーレさんの量は半分くらい、海藻で足りるくらいだから、それでもケプッ状態だった、でも本当に美味しそうだったから大丈夫っぽい。
それから、買った本をマルシカクちゃんと確認、みのりさんと千ちゃんはケーレさんと歌を一緒に歌っていて良いバックミュージックだ。
結果として『これであなたのアソコもカッチコチ』は防具の追加レシピだった。 そして『あなたの欲望を呼び覚ます一冊』が最高でゲームでは出来なかった『一式装備(セット装備)』の強化レシピだった、能力は最高だけど後半では防御が足りなくなるから普通の装備かなぁなんて思ってたので最高の買い物だった。
『『魔法少女ルナ』(非)公式設定資料』は番組を見終わってからみんなで見ようね。
ケーレさんにどこで寝るのかときいてみたら予想通り船内で寝てるらしい。 モンスターに見つからない場所なんだから当然だ。
中も泡の範囲内なのだろう、濡れてる様子はない・・・けど、雰囲気がすごいヤダ! 私たちだけなら甲板でいいくらいに中には入りたくなかったよ。しっかりマルシカクちゃんを抱いてます。
ひとつのそこそこ広い部屋に慣れた様子で入っていくと木枠のベッドが2つあってその片っぽに寝てるらしい、人魚も布団で寝るのはイメージに無かった。
なので、もう一つのベッドを収納してそこでおやすみセット(大)で寝るのだった。
外から歌声が聞こえて目が覚めた
「おはよう♪(・・ちゅ♡) おねえさんたち、みんないないよ」
マルシカクちゃんかわいさに一気に覚醒だよ。 海の中の海底にいると時間が分からないから就寝が適当だもんね、おやすみセット様ありがとうございます!
「「「ラ~♪ランラララン♪ラ~~♪ラ~ラ~~~♪」」」
千ちゃんまで、3人で上手すぎる! この短期間で極めてるよ。拍手!
「あ、おはよう!」「おはようございます♪」
「あは、よう?ござうます♪」
ケーレさん朝からスキンシップです、ケーレさんだからかあんまり嫌ではないと感じてきてます。男の人だったら、堅い胸板に押し付けられる?ぷよぷよお腹かも? 挨拶だといえゾクっとしました!
そんなケーレさんともお別れ、色んな出会いと別れをしてきたけど今までと違ってちょっと悲しい、同じでまた会いにこれるのにね、ケーレさんには心を許しているからかも、キョーさんもだけどここが海底って遠く感じるからもあるのかな…。
「また、会いにきましゅ!」
ケーレさんに|抱き締めてもらっている《・・・・・・・・・・・》みのりさん
「うん、きて、ほか、ひと、ない・・から」
もしかしたら〝ひと〟には全部入っているのかもしれない…絶対会いにくるよ
しんみりだけど切り替えていかないと、海底のボスは缶詰め三兄弟だからね。
・・・。
光を伝うこと十数回、〝泡〟は本当に見なかった、休んでよかったと思う。
千ちゃんの『デッドオアアライブ』だけど、あれから3回使って分かったことは、偶数が出たら「せいこう」で一気にモンスター即退治、奇数が出たら「しっぱい」で何も起こらずにMP全消費だと予想、ボス級の敵には使えない魔法だと思えた。千ちゃんの強さを考えたら正直微妙だね、物理無効でも2人がいるし魔法無効の敵には自分が強いから使う必要がないもん。楽しみたいなら・・サイコロ作るかな…
因みに今日は先日買ったセット装備をつけてる。
私とマルシカクちゃんが『セーラー服セット』、青とか黄色とかのじゃないシンプルなの。マルシカクちゃんに着せたかったから私も着た、客観的に見たら、正直2人で似合い過ぎていると思う。
効果は「とび攻撃半減」だそうでこれからのボス向けでもある。
みのりさんと千ちゃんは『中学ブレザーセット』、同じく黒?紺のシンプルなので、2人とも似合っていた(特にみのりさん)。
効果は混乱無効で30%の確率でダメージ無効
セット装備の前提として中級装備並みのDFE上がりはそのままだからね。
千ちゃんは下着セットも併用装備していて、DFEとMGRが少し上がってるから万全だね。因みに見た目は普通に大人が履くような薄桃色の無地だった。
「実際に見ると大きい!」
やっとボスの場所に辿り着いて見たものは、子供くらいの身長の高さくらいある平型の缶詰2つとそれより高い缶ジュース型の缶詰の3つがドーンと置いてあった。ゲームなら相手の陣地サイズだけどこの中にあれに対応する大きさの生物がいるとなると怖い、強さは一緒だろうけど心構えをしておかないと。 今は、ボス前にあった泡でゆっくり回復中である。
「予想外に大きかったけど『缶マグロ』『缶サバ』『缶イワシ』がボスでアレの中にいます」
「「はい」」「うん」
「攻撃受けるのはちょっと怖いけど、装備を信じてね」
「「はい」」「うん」
「範囲攻撃中心で、千ちゃんはあの一番高い缶の敵からやっつけて、あそこまで1人で泳げる?」
「はい、大丈夫だよ!」
「私が最初にバフをかけるからね!
じゃあ、がんばろう!」
「「「おー」」」
さて、いきましょう。
目の前にくるとさらに大きく見えるからもう丸い壁だよ。缶詰の半分が開いてそれぞれ半分くらい顔を出してくるのが缶詰三兄弟なんだけど、傍に来たのに何の反応もなく戦闘ウィンドウが現れないのである。
「なんにも起こらない…」
「どうするの?」
「んー…缶の上まで上がってみる?」
みんなで前みたいに手を繋いで泳いで上がりそこで見たものは・・・
水色の小っちゃなイワシが3匹突き合っていた、喧嘩中に見える。
「缶詰の蓋は閉まってるのに出てる…」
マルシカクちゃんは冷静に私の顔を見て戦闘かどうか確認、ウィンドウは出てないから首を横に振る
とりあえず、ここから他の缶詰の上を見てみたら普通のサイズの水色のマグロ、普通のサイズの水色のサバがそれぞれ缶詰の蓋の上で浮遊していた。缶詰の大きさと中?の魚は関係無かったと安心。
問題は目の前の相手であり、近寄ってみないと分からない。
・・・2メートルくらいの距離まで近寄った時に初めてイワシたちがこちらに気付く
「ちょい待ってな? 相手してやん、こいららを黙らせるかい」
喋った!? 結構渋い声だった。
「なにいっとる! ワイが相手するんや、こいらをシメたる待っとけ!」
こっちも喋った! ガラの悪い兄ちゃんや
「・・・・・ねむい…」
女の子だ、眠いんだ、突き合ってるけど惰性でやってるだけ?
ということで暇なので、マルシカクちゃんを呼びました。千ちゃんはイワシの戦いに興味津津です。
「ボスだから技とかあるけどやらないんだね、仲間だからかな、ね、マルシカクちゃん♡」
「んんん、おねえちゃん♡」
「はぅ! あ、あ…」
嬉しそうなマルシカクちゃんが愛おしくてスリスリがやめられない、とマルシカクちゃんが抜けると私の後ろに回りスリスリ返し。最強の一撃にみのりさんがノックアウトした!
馬鹿なことやってる間も戦いは終わらない、というかヒートアップしていて2匹罵声と3匹の水のうねりがぶつかり合ってる、技を使い出していた。
「・・・先にマグロに行こっか」
異論は無かった、本来イワシ・サバ・マグロ同時相手なのになんだろうね。
泳いで缶詰の上に着いたらすぐに戦闘ウィンドウが現れる。
「・・・・ギョー…ギョ」
やっぱり喋った、というより鳴き声か…暗い声だ
「いくよ!相手は単体だからね!
みんな魔法攻撃アップ!」
「ギガサンダー!」
「ホーリーレイ!」
「いくね!・・・っ?」
千ちゃんがナイフで続こうとしたらマグロがまた鳴き出す、半分みたいのかな? 無かったはずだけど。
「あ、動けそう、リセットされてる。じゃあ、攻撃アップ! 千ちゃんいいよ」
「はい!・・・いくよ!」
千ちゃんがゆっくり泳いで缶マグロをきりつけた。
今度は弱々しく鳴き出す、『疲労』状態だ。
・・・手応え無いね
トドメはマルシカクちゃんが担った。
『モンスターをたいじした。『ツナ缶』×20 『おいしいエキス』×4 『虹色うろこ』×4を手に入れた。379Gを手に入れた
ユウナがLV.37になりました
マルシカクがLV.37になりました
みのりがLV.37になりました
千がLV.37になりました』
うわ、最強防具の材料の一つの『虹色うろこ』だよ、この3体の中のドロップ品の中で「確率あるの!?」ってくらい落ちないアイテムだった、缶マグロ自体に虹色要素無いけどどこの鱗だろうね。
「さあ、次は缶サバだよ」
ホント、楽勝でした。
再び3匹のイワシの所へやってくると1匹だけいて地面からふらふらと浮き上がった
「・・・きた、勝ち、おやすみ」
再び地面に横になった。
「え?」
『勝利の缶イワシから不戦勝をいただいた。『イワシ缶』×20 『ダシの素』×20 『青い硬尾びれ』×4を手に入れた。376Gを手に入れた。
~LV.39になりました。』
「え?終わり?」
「メスの子が勝ったのですね」
「どうなったか見たかったなぁ!」
「おねえちゃんいこー♪」
他の2匹のイワシは消えているから戦いは無い、女の子イワシは目の前で寝てる・・なんだか微妙でしまらないなぁ。
・・・。
大きな缶の先の光が最終地点で渦に巻き上げられて海上に浮上する。
「(そんなわけないから)上の穴まで泳ぐからね」
「「「はーい」」」
穴を通り抜けたらもちろん海の底である
「まぶしい…」
光の質が違うせいか日を見てたが眩しく感じる。更に海面まで出ると陸地まで100Mくらいの場所だった。
「ケーレ様…」
ポツリ呟くみのりさん、海底から上がって一気に実感してくる、また会いに行こうね!
ついでに缶詰も取りにね!




