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〜イサム毒霧編〜
イサムたちの通う平凡中学では、プロレスが流行していた。
特に休み時間になれば、男子生徒たちがプロレス技を掛け合って遊ぶ。
もちろんコンクリートの教室でプロレス技を掛け合うのは危険だ。パワーボム、海老固め、ゴッチ式パイルドライバー、キン肉ドライバー、袈裟固め、などなど。。。
普通に死亡事故が起きるレベルであるが、創作の世界において、あまり物理法則などは関係なかった。
そして、技の流行が一巡した頃、イサムはある技を真似した。
毒霧、である。
簡単に言うと、口に液体を含んで、ぶぅーっ、と吐く事で霧状の液体を相手にかける技だ。ちなみに、反則技である。
イサムはこの反則技をクラスメートに繰り出した。繰り出し、まくった。
ぶぅーっ!!!
霧がシャニカマの目に入る。
「うわぁっ!痛ぇっ!」
ぶぅーっ!!!
霧がキノコの股間を濡らす!
「うわぁーっ!冷たい!」
ぶぅーっ!!!
霧がデュラ田の口の中に入る!
「間接キスじゃねーか!!!」
ぶぅーっ!!!
霧が担任のコテメン先生の顔面を濡らした!
「何すんだコノヤロー!」
罰当番、水やり係のイサム。
毒霧でお花に水をあげる。




