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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(秋)フォール・イン・ラヴ篇
83/141

〜イサムゴキブリ編〜

放課後


放課後、イサムとキノコは漫画の話題で盛り上がっていた。

虫の力を宿した人間が進化したゴキブリと闘う漫画だった。ちなみに実写映画化もされており、イサムはレンタルビデオ屋で借りた事を後悔していた。


「最強の虫ってなんだろう?」

キノコがイサムに問いかける。

「ビブラートオリオンじゃないかな」

イサムが言う。


イサムの世界にいる虫の名前である。ビブラートオリオンは巨大な蟻地獄のような奴だ。人間も噛みちぎってしまう。


もちろん、キノコはそんな虫など知らない。


「ビ、ビブラートオリオン?」

「なんだ、こっちの世界にはいないのか?」

「聞いたこともないよ!」

「逆に、こっちの世界の最強の虫はなんなのだ?」

「うーん、カマキリ説が濃厚かなぁ」

「カマキリ、ねぇ。。。」


イサムはカマキリを検索してみたが、ビブラートオリオンの方が強そうである。


「他には、ハチとかはどう?」


ビブラートオリオンの方が強いと思うイサムである。


「うーん、ゲンゴロウとかは?水中戦に持ち込めば、そのビブラートオリオンも勝てないんじゃない?」


いや、ビブラートオリオンだ。むしろ水系の魔法は効かないのである。


「分かった!クモだ!クモの巣に引っ掛かれば良いんだよ!」


いやいや、ビブラートオリオンはクモの巣ごと噛みちぎるのである。


「じゃあビブラートオリオンでいいよ」

キノコは逆ギレした。話の腰を折られた気分である。


「そんなビブラートオリオンを倒せるのが俺だ。」イサムは自信満々の表情で語った。これを言いたかったのだ。


その時、ハエがイサムの耳元を飛び、驚いたイサムは転げて机に頭を強打した。


(ハエが最強だったんだ。。。)

翌日からキノコはハエ最強説を唱える事になった。

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