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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(夏)終わらない夏 ビーチボーイズ篇
71/141

〜イサムアジアの純情編〜

平凡動物園


イサム、デュラ田、キノコ、シャニカマの4人は動物園に来ていた。

「それにしても男4人で動物園はキツいな」

シャニカマはそんな事を言うが、イサムとデュラ田は楽しそうである。


「しかし、動物を檻に閉じ込め飼育し、見世物にしては金を取る。この世界の人間は中々の鬼畜だな」

デュラ田はイサムに話しかける。イサムもそれに同意した。

2人は創作生まれファンタジー育ちであり、2人の故郷であるハナターレ王国には動物園という概念はない。


「あっ!パンダだよ!」

キノコがはしゃぐ。


その展示スペースには、パンダがいた。

言わば、夕食後のテレビタイムのサラリーマンパパのような、姿勢の悪い格好で笹の葉を食べている。


(・・・あの中に人間でも入っているのか?)

イサムはそう思った。


「そういえば、パンダの尻尾って何色なんだ?」

シャニカマが言う。よくあるアレである。

「白じゃないかな?」キノコが答える。

あいにくお尻を地面につけているので、尻尾が確認できない。


20分ほど、パンダが動くのを待ったが、サラリーマンパパスタイルを貫くので4人は尻尾の色を確認できなかった。


そのまま4人は帰ることにした。


ーーーーーーーーーー


「ふぅ〜、疲れたぜ」

サラリーマン和夫は、急遽代役を頼まれたのだ。

着ぐるみを脱ぐ。和夫はパンダを演じていた。

「いやぁ、本物は産休に入っちゃってさ。夏休みだし、パンダがいない動物園はヤバイと思って」和夫の友人の飼育員が言った。



4人はあの日見たパンダの正体を知らない。


なお、本物は無事出産した。

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