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〜イサム消しゴムを落として・・・編〜
授業中
英語の授業は退屈だ。
たまにやってくる外国人教師に下ネタを言うのがイサムのクラスの風物詩だが、今日はいない。ツマラン先生のツマラン授業だった。
イサムは書き間違えたアルファベットを修正すべく、消しゴムを筆箱から取り出す。
勢い良く手が滑り、消しゴムはころころ・・・地面に落ちた。
イサムは屈んで手を伸ばす。消しゴムを取ろうとした手は、別の人のか細い手とぶつかる。
この人も、イサムの消しゴムを取ろうとしてくれた、優しい人、そして顔面はブスだった。




