31/141
〜イサム給食編〜
2年B組
中学生諸君の生きる意味、給食の時間である。
席の向きを変え、向かい合いながらみんなで給食を食べるのである。
だいたいが、男女ペアの向かい合うグループとなるのだが、イサムは悲しい事に男のデュラ田と向き合っていた。
「この世界の料理は美味いな」
デュラ田はブリの照り焼きに感動していた。もうひとつ食べたい。
「今日の休みは2人か・・・」イサムはぼやいた。
「給食と休みになんの関係がある?」
「これだから、新キャラだと舐められるんだよお前は」
イサムは長々と説明する。
本来30人分用意された給食に対し、2人が休めば給食は2人分余る。これに対し、食材を無駄には出来ないため、当然誰かが食べる。
「それが、おかわりジャンケン・・・」
「なるほど。その勝者が、余りを手にする事が出来る、と」
ふたりは負けた。




