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異世界転生が多すぎる  作者: 地理毛羽甘
(春)メインキャラ登場篇
22/141

〜イサム拉麺編〜

麺屋 DERAUMA


イサムは何故かシャニカマと一緒にラーメン屋に並んでいた。かれこれ20分は並んでいる。

シャニカマがどうしても話題のラーメンを食べたいらしく、イサムは仕方なくついてきたのだ。


「しっかし並ぶなぁオイ」シャニカマが言う。

「このラーメンはそこまでして食べる程の価値があるのか?」

「そりゃあ、食べてみなきゃ分からんだろうよ」

「そうか」


〜10分後〜


「おっ!来たぞ!次で俺らが呼ばれる番だ!」

店前の列を並んできたが、ついに店の扉は目前だ。

メニューがある。

「なに、塩と醤油の2種類だけなのか?」イサムは驚く。

「やっぱ、腕に自信ありなんだろうなぁ」

シャニカマ曰く、無駄にメニューが多い店は色んなものに手を出している=味に自信が無いという事らしい。


〜5分後〜


二人はラーメン屋のカウンターに並んでいた。

イサムは醤油、シャニカマは塩を選んでいた。

「おい、イサム。この世界での最高の調味料を教えてやろうか?」

イサムは知っていた。

「空腹、だろう?」

「マヨネーズに決まってんだろバーカ!」


〜10分後〜


「ヘィオマティッ!」薬をやってるのか、店主のろれつは回っていなかった。目の前にラーメンが来た。

イサムは空腹という最高のスパイスを片手に、箸を持つ。ちなみにイサムは左利きであり、右利きのシャニカマと腕がぶつかる。


イサムはどんぶりの世界のファンタジーを堪能し始めた。

まずは、スープの大海をレンゲですくう。

スープの海の美味しさミネラルは充分だ。


続いて、メンマだ。これがなんなのか、イサムには分からないが、その歯ごたえに満足した。

そして、宇宙のはじまり、煮卵。

なんていい具合の半熟だ。この地点に到達したラーメン職人に感謝の言葉しか出ない。最早敬意を表する。


まだまだある。

いわばこのファンタジーに無くてはならない、やらかいお肉だ。あぶらが沢山である。イサムは3枚のお肉をカウントダウンしながら食べていた。


そして、この丼ファンタジーを創る 麺。


もちもち多過水麺である!


君のみずみずしさを、とくと味わおう。


ずずず・・・


「な、なんだと・・・」



イサムが食べていたのは、シャニカマが頼んでいた塩ラーメンであった。


シャニカマはイサムを見ながら言う。


「ラーメンだけに、この話はオチまでに伸びたな。」


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