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少年と魔法学園の日常  作者: シュガーホイップ
9/9

HR(ホームルーム)の時間











新城という少年の決闘を宣言された後、エリーナ先生が来てHRが始まった。






先生は皆に二枚プリントを渡すと説明を始める。





二枚のプリントには、『授業選択』『一年間の行事』と書かれている。







エリーナ「それでは説明します。



授業選択では2.3年生と合同で行う授業を選択します。



授業は魔法科目と剣術科目の割合を決める事ができます。



最低で二割、最高で八割までです。締め切りは明日までなのでゆっくり今日考えて来てください。





次は年間行事についてです。


一年間の行事では大きく分けて、





学校内の個人順位を争う『校内ランキング戦』、





ランキング戦の上位10名が校内代表を決めるための『夏の選抜合宿』、





校内代表が出場する、各チーム代表がプレスィング王国のトップを目指す『魔法大会』





そして、国が開催する祝典行事『魔法祭』






この4つがあります。




どれも毎年盛り上がりのある大会です。


また、今日はこの後、特に授業はありませんので自由に校内を見回って構いません。


有意義な時間にしましょう。」








エリーナ先生はそう言い、立ち去ると、翼と光はとりあえず見回りをしよう。となったので、歩きながら話していた。







光「そう言えば翼。アリサさんとどういう関係なの?」





さっきも同じこと聞いた人がいたなぁ~と思いながら話す。





翼「いやぁ、中学ぐらいから鍛えて貰っててさ。」





光「あのアリサさんに!一人も弟子したとこがないんだよ!すごいよ!」






光が大きな声で話すもんだから周りがこちらに視線を向ける。



光はそれに気付いたのか、少し恥ずかしがって縮こまる。




翼「まぁ、昔色々あってな。」






光は少しだんまりとした。翼はあまり過去の事を言いたくないらしく、いつも決まり文句として言っているのだ。





晃「へぇ、偉大な魔法使いが貧乏野郎に教えていたとはな。一体どれだけ金を振り込んだんだ?」






翼の背後で聞こえる。憎たらしい声に、二人は立ち止まる。嫌々振り替えると他にも男が三人ほどいた。





光「ちょっと、いきなり何!失礼じゃないの!」




光が反論すると、男三人が詰め寄ってくる。





男1「んだと!お前、新城財閥を知っているのか?晃様はその御曹司だぞ!」





男2「お前達みたいな凡人どもとは違うんだよ!」




男3「おい、こっちの男の方はびびってだんまりか?偉大な魔法使いもバカだよな、こんなびびりに教えるなんてな!」





「実は俺らもなれんじゃねーの」とゲラゲラ笑う男三人と光が言い争っていると、翼はピクリと反応した。




そして、ゆらりくらりと相手に近づく。光や晃が気付いた時には、男三人は全員3~4mほど突き飛ばされていた。





見ていた周りの人も騒然とする。





翼「あぁ、悪い手が滑った。まさか、凡人の素手の攻撃が当たるなんて思わなくてな。すまん。」






男三人はポカンとしている。たった一瞬であんな芸当が出来るのだろうか。




翼は新城を見やると、一言告げて行く。





翼「決闘楽しみだな。」






その言葉は殺気や怒気と共に放たれ、人混みと共に消え去った。









ーーーーーーーーーーーーーーーーー



ーーーーーーーーーー



ーーーーーー




アリサ「それで、新城 晃の決闘を正式に請け負ったんですか?しかも、その前に生徒を三人盛大に吹っ飛ばして。」



翼「返す言葉もございません。」



翼は何故か数時間前の様に正座をさせられている。光はこの異様な光景に緊張しつつも、唖然としている。



アリサ「そう、じゃあ今日の反省は?」



翼「相手をもう4~5m吹っ飛ばせばよかった。ーーー「違う!」」



アリサは鋭いつっこみをして、大きくため息を尽くと光の方と話す。



アリサ「あなたが光ちゃん?」


光「あっ、はい!何故わたしを?」



光が聞くとアリサは微笑みながら、正座をして、辛そうな翼を見て答える。


アリサ「あの子、友達なんて出来たこと全然ないのよ。

でも修行中たまたま彼の口から出てきた名前があなたなの。初めは驚いたわ。」


光はその事を聞き、少しはずかしそうにする。すると、翼は立ち上がって近づき、怒りぎみで話す。



翼「失敬な、友達位たくさんいるぞ。」



アリサ「名前言ってみな。」



翼「え~と、光にアリサさんに…………………………ジーク?」



光が聞いた事のない名前に?を浮かべると、アリサが更にため息をつく。


アリサ「ジークはドラゴンでしょ…それ含めても三人よ。

もー良いわ。友達いないのは分かったから。明日の試合はどうなの?」




アリサが質問を変えると翼は鼻で笑う。そして、アリサに自信満々に言った。


翼「愚問だな。決まってるだろ









話にならない相手さ。」



光は安堵した表情で、アリサは小さく微笑み、立ち去る翼を見送った。







そして、


光「翼は昔何があったんですか?」



小さな歯車が動きだすと共に、災いを引き起こすパンドラの箱が開いてしまう。




翼「……友達増やさなきゃな」





少年の気付かぬ内に……







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