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ズボンの裾と靴下の隙間から感じられる冷気。皮膚が切れるような感覚。フードの中に冷気が流れ込み、首を冷やし、鳥肌を立たせる。

皮膚を1ミリも出したくない。そう思わせる程の寒さだ。

こりゃ手厳しいな。こんな時は、歌でも歌って身体を温めるのがちょうど良い。

だがしかし、このままではどうも面白くない。そこで、僕は自転車を止め、少しばかり観察、研究に徹してみる。

路側帯に白い粒がたくさん散らばっている。確か…水酸化カルシウムだったか?道路の凍結防止のためにまかれているはず。こんな山道に誰がどのうようにまいているのだろう。役所か?ネットで調べるのは簡単だが、ここは自分で絞り出すのも一興だろう。

この付近に、クロネコヤマトの宅配所があるな。そこの人が撒いているのか?

範囲を考えてみよう。僕の町内では少なくとも見られなかった。そして、この山道の入り口からここまで、白い粒はまんべんに散りばめられていた。

ではやはり、役所がやっのかな?

ああもうやめよう。いくら考えたって確実な答えは得られない。おしまい!閉廷!

さて、現実逃避はこのくらいにして、学校へ行こうか。このままでは遅刻だ。

だが、これで寒さはまぎれた。今はこの冷たさが心地良い。白い息が、僕の冷気も一緒に取り除いてくれるみたいだ。

白い息を吐く遊びは、もしかしたらこうゆう効果があるのかもしれないな。

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