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烙印者 Prequel ~空白の1ページ~  作者: 日月
第零章 ――
1/44

ep.01 開幕~異世界トラック

初投稿です 見つけてくれて ありがとう


拙い文章ではありますが あなたの心に触れられたら 幸いです

 終幕。



 その瞬間、さまざまな要因が重なり偶然は必然となる。

 重量にして、およそ5トンの鉄塊が運動エネルギーを伴い、青信号の横断歩道を渡る少年に向かって突っ込んだ。


 もしも、今朝その少年があと5分早く、もしくはあと数秒でも遅く起床して、洗面台で頑固な寝癖にかまけずに玄関を出てさえいれば。


 もしも、道すがらヒールのせいで転んでしまったOLに遭遇して、親切に手を貸してさえいなければ。


 もしも昨晩、運転手が妻とケンカをして、憂さ晴らしに深酒さえしていなければ。


 ――暴走したトラックに撥ねられるという、交通事故には遭わずに済んだのかもしれない。



 弱冠17歳にして生涯に幕を引く……そのような悲劇は避けられたのかもしれなかった。


ご高覧いただき ありがとうございました 次回へ続きます

ご感想など お待ちしてます 活動の励みになります



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