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ティナ

ティナの秘密がわかります。

ティナの話では、

「私は、日本のある町に生まれて、二つ違いの幼馴染の男の子がいたの。

彼は、私を妹のように可愛がってくれて、同時に私も彼を兄のように慕っていたんだ。

そして、だんだん彼を『兄』ではなく『恋人』として意識し始めたんだよ。

そして、数年後のある日、告白しようと思っていた時に不運にも通り魔に出くわしてちゃって、私が恐怖で動けなくなって殺されそうになった時に、本を買って帰る途中だった彼が庇ってくれて、どうにか助かったんだけど、彼は瀕死で、私の腕の中で亡くなった。それでその通り魔は捕まったんだけどね……

私は…彼を……最初で最後の恋人を目の前で亡くしてしまったの。

そして、その二年後、彼がいないという現実が耐えきれなかったけど、彼の分まで生きようと頑張ってたの。でもね……それも叶わず、ある日、道を歩いていたら、酔っ払いが運転していた車に轢かれて死んじゃったの。それで、神様が私を、ある人の家族にってこっちに転生させてくれたの。

そして、転生して傍らでにっこり微笑んでくれている人がいてね。それが、彼であることが分かったの……優しくてかっこいい私の初恋の人……その人、つまりお兄ちゃん。私の初恋の人がお兄ちゃんになってたの。それが嬉しかったんだ……だからこっちに生まれた時からお兄ちゃんしか見てないし、お兄ちゃん以外に嫁ぐ気なんてない。お兄ちゃん……あの時、私をかばってくれてありがとう。そして、数年前、変なやつに誘拐された私を助けてくれてありがとう。私は……前世からあなたのことが好きでした……愛しています。」

らしい。

僕はその物語を聞いて驚いた。何故なら、その話は本当に僕の前世の話だったからだ。

「そっか……ティナ……君だったのか……なんか運命だね。色々と……実はね、僕は君のことが好きだったんだ。正直、殺される前は君を嫁にするところまで考えていた。きっと今は多分ラファが好きだから、君には寂しい思いをさせてしまうかもしれないけど……僕は、僕の事を好きでいてくれる人を幸せにしたいから……だから……」

「うん、その時まで待っておくね。」

「けど、やるべきことはやっておこうか……」

そう言うと、僕はティナの唇にキスを落とした。

いつもの軽いのでは無く、深い深いディープキスである。

そして名残惜しそうに唇を離し、二人して笑顔になった。

そうして、何事も無かったかのように食卓につく、しかし今までと違うのは僕の恋人が二人に増えた事だった。

改稿しました。理由は飛びすぎたからです。

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