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理由

ついに本人と対面!

相手は福野のやってることも偏見なのでは?と指摘。

果たしてなんと答えるのか?そして本当の理由は?

「自分たちと偏見してるよ。人のこと言えないじゃん!」

高川が放った言葉に普通の人は動揺するだろう。女という生き物は無意識で人を揺さぶる能力を持っているから厄介なものだ。

しかし問題なんて1つもない。そんなこと言われるだろうと思い、批判をするときから返す言葉と決めてある。

「そうだね。そう思うのも無理はない。なぜなら君たちと同じことをしているからね。」

「じゃあ攻撃するのやめろよ!それも偏見なんだろ?」

「誰が俺も偏見してると言った?」

「…え?」

「誰も俺は…福野優樹は偏見したとは言ってない。」

勝ちを確信したは偉そうな態度になった。しかしそれはわずか1秒で崩れてしまう。

そう。やってることは同じだ。ただ始まりかたは違う。

友トリオは充分な証拠がない…彼女らの決めつけで二次元好きな人達を貶した。これが偏見だ。

一方僕らはそんな彼女らをみて貶している。こっちはちゃんとした理由を言えるし、証拠もある。だからこれは偏見とは言えないのだ。

「でも…でもそんだけで貶すの?ヒドくない?」

「本当にそれだけだと思うの?」

実は本川はその理由だけかもしれない。しかし自分は別の理由があった。


あれは中学に入学して間もない時だ。当時高川と角町美代とは同じクラスだった。高川と隣の席でもある。だからすぐに友達になった。

ある日、俺は彼女から告白された。理由は一目惚れ。最初は疑ったが、本当だからと何回も言うからOKをする。しかしそれは嘘。このことを女子は角町が、男子は安倍大河に広められた。これがきっかけでイジメられる対象にも…

それから進級するときにクラス替えをしたおかげでイジメは無くなった。幸いみんな優しい人だったから楽しく過ごせた。そう、その時は優しいと思えた。

この黒歴史が今でも語られ、自分は彼女らを恨むことになった。

「じゃあ、じゃあ私たちはどうすれば許してくれるなら」

もう勝ち目がないと判断したのか、高川は泣きそうになって俺をみた。

女子は卑怯だからこんな状況に陥るとこういう作戦にでる。もちろん本当に泣いても容赦しないけど。

「そうだね。この歴史を失くしてくれば許してあげる。」

「そんなことできるわけないじゃない。」

「じゃあ諦めろ。過去の自分を恨んだけ。」

「無理!」

「じゃあ活動やめろ。」

「無理!」

「あれも無理これも無理。じゃあどうして欲しい?俺はこのままでもいいんだぜ。」

「福野は電車も好きだよね?」

「それがどうした。また偏見かぁ?」

「ううん、電車の動画をとる!これで許してもらうんだからね!」

俺の返事も聞かず彼女は走ってその場を去った。

もちろんこれがいい方法だとは思えない。一体どんな動画を作るのか?

たとえつまらなくてもいい。怒らせる動画を作らなければいい。と言っても批判をやめるとは言ってない。

でもこれが火に油を注ぐことになるけどね。




遅くなってごめんなさい!

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