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0.僕と彼女
僕は、どこにでもいる普通の大学生である。
そんな僕の生きがいは、とあるアイドルグループ。
桜のように儚く、力強く、どんな時も僕の味方でいてくれる存在。
なかでも僕の推しは、とびっきりの笑顔が素敵な「屋村麗乃」ちゃん。
アイドルとオタク。決して交わることはないけど僕の人生の一番大切な場所にいつだっている。
僕は一人暮らしの学生だから、ライブに行ってグッズを買うのに精一杯で、お金を積めば積むほど推しと話せるオンラインのイベントには片方の手で数えられる程しか参加したことがない。当然、推しには認知されていない。
いつかは認知されたいし、もっと話したいし、たくさん貢ぎたいけれど、認知される前に僕が死んでしまう。
れのちゃんに会いたい。話したい。叶わないなら、また別の世界線に生まれ変わりたい。
一歩間違ったら危険なオタクになってしまうから、細心の注意を払って健全なオタクであるように心がける。
れのちゃん。君がこの先もずっとその笑顔が消えることなく、幸せでいれますように。
ただただそれだけを願っています。
健在なオタクより。




