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異世界転生 ~記憶が戻るとスラム街~ 

連載スタートします。よろしくお願いいたします!

 俺は柴田海翔(カイト)15歳。身長170cm、体重68kg、頭脳明晰で某進学校の理数科への進学は確実と言われ、空手部の主将として全国大会に出場し、強豪校のスカウトにも注目されている。いつも隣には幼なじみの高橋結衣(ユイ)、彼女は同じ学校の陸上部、陸上の強い私立高校へ行くために今は猛勉強している。まわりからは、「絶対、結婚するよなあの二人。」と噂されているみたいだが、高校は異なり、離れる可能性がたかく高校で新しい出会いがあるかもしれない。

 今日は12月24日(クリスマスイブ)、今まで色んなところに二人で遊びに行ったことがあるけど、これが最後のデートになるのかもしれない。

「海翔、今日はありがとね!」

「いや、まぁ二人っきりで過ごせるの、最後かもしれないし」

「なんで、そんな悲しい事平然と言えるわけ?」

「そりゃ、結衣が進学決めたら寮生活になるわけで、どっちにしろ俺だって理数科行くにしろ、空手続けるにしろ時間つくれないし・・・」 

何て喋りながら二人でイルミネーションの綺麗な街中を仲良く歩いていると

「あっ、見て。雪降ってきた!」

北陸(こっち)じゃそんなに珍しくないだろ。」

「またそんなつれない事いって。」

「そんなにはしゃぐと危ねぇぞー。っておい!」

「何?」

      “ドーン”

「キャャーーーー!!

海翔、しっかりして、バカなことしないで、目を覚まして返事して・・・海翔・・・」


 あれ、結衣が俺を抱えて泣いている。どうしたんだろ俺?なんで俺が二人いる?

「君は死んだよ。柴田海翔君。」

あっ俺、結衣とデートしてて、はしゃいでいた結衣にスリップしたトラックが突っ込んで来て、結衣を守ろうとして、そしたら俺が跳ねられて。

「その通り、君は彼女を守ろうとして死んだんだよ。」

「あんた、何者だ?」

「すまん、すまん、ワシはこの世界の創造神じゃ。そして君に第二の人生を授けるものじゃ。」

「そんなこと可能なのかよ。」

「今まで数多くの人を転生させておるぞ。普通は記憶をなくしてもといた世界とは別の世界にだがの。まぁ君の場合は別の世界にしか転生できないのは同じだが、特別にその記憶をもったまま転生させてやろ。久々に他人のために命掛けた少年にであえたからのう。」

神様って言うならホントなのかも知れないけど、

「記憶をもったまま異世界転生できるのは解ったけどどんな世界なんだよ。」

「まぁ行けば分かる思うけど、王と貴族が国を治めて魔法が存在する世界じゃ、君の転生先の身分までは決めれんがの。」

へぇ、ファンタジー世界か、悪くないな。

「それと、あくまでも転生だから子供として産まれ、ある程度成長したら今の君の記憶が自然に戻るようになるからの。まぁ頑張りなさい。」

こうして俺は二度目の人生をスタートした。

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