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異世界転生 ~記憶が戻るとスラム街~  作者: 山本 大和
第一章 スラム街の平定
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1:カイトと異世界

「・・イト、カイト、しっかりしなさい。」

あれ、誰かが俺の名を呼んでいる。誰なんだろう。

「あっサク、俺いまどうかしてた?」

彼女はの名はサクラ来年の3月に15になる、戦争孤児でスラム街に住んでいでる。

「どうもこうもないよ!いきなり頭押さえなが倒れて、ここまで運んできたタケルに感謝しなさいよ。」

「目が覚めたのか、カイト。気分はどうだい?」

こいつはタケル。家は代々大工をしており、年は15だがそのわりにでかい。背は俺と変わらないのに肉つきがいいのがそう思わせている。

「おかげさまで、スッキリしたよ。ありがとな二人とも。」

「別に気にすんな、困ったときはお互い様だ!でもなんでだろうなぁ?」

言われてみればそうだ、いきなり倒れるのはいくらなんでもおかしい。俺の身体どうしたんだろか?

「んっ!そういうことか。」

「どした?」

俺は確か、柴田海翔という中学三年生として別の世界で死んだん、そして創造神を名乗る老人に異世界転生させられて今になって記憶が蘇った。即ち、こいつらは記憶が蘇る前の俺の友人になる。そしてその俺はこの国の将軍の息子として産まれ、戦争孤児だったサクラに合った。そんな親父も、ある事件で失脚し、将軍の位を剥奪されてあわや打ち首になるところを、国王の計らいにより建国当時からの最古参の将軍家ブラック家の家名はそのままに、位の剥奪と領地経営を国王に委ねるだけですんだらしいが、親父は国政に興味をなくし、先王の退位と共に隠居して、鍛冶師として生活している祖父の元で共に暮らしている。それからもう10年たち俺は15歳の少年として家名は名乗らずに、昼はスラムで夜は祖父の家という生活をしていたらしい。

「いや、何でもない。ただ嫌な事を思い出したみたいだ。」

「俺が寝てた時に変わったことは?」

「今年初の雪が降ったぐらいじゃないか?」

このラインハルト王国は、日本と同じように四季に恵まれ、1年365日 12ヶ月は同じで、冬には雪も降る。王都でも例外でわない。

「目が覚めたら工房に来いって。おじさんが言ってたわ。」

「了解。それじゃ行きますか。サク、肩かして。」


 工房に着くとじいちゃんと親父が一振りの両手剣を机上に置き俺を待っていた。

「じいちゃん、それ何?うちは鍛冶屋だけど大半は農具や包丁だよね?」

「カイト、その前に、お前の親父ギルバートがかつて将軍として国に仕え、位を剥奪されてたのは知っておろう。」

まぁそれぐらいは聞いたことあるけどいきなりどうした?

「どうして私が位を剥奪されたのか、それなのに何故領地没収だけで済んだのか?お前ももう15だ、年を越す前に伝えておきたくてな。」

「親父まで改まってどうしたってだよ!それとこの剣どう関係があるんだよ!!」

今日の俺はどうかしてる。親と祖父に声を荒げるなんて。

「そう結論を急ぐな!人の話は最後まで聴け!」

そう言われたら黙るしか出来なかった俺は親父と祖父の話を聴くことになった。

次回 2 親父と過去

何故貴族の息子がスラム街に通っているのか?

親父は何故将軍位を剥奪されたのか?

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