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ダンジョン攻略

「何だこいつ」 「何かな」 「何っすかね」 「何でしょう」 「……」

十六夜、流星、容静、フェルシアの四人はそれぞれの言葉を言い、メイは初めての経験で唖然としていた。十六夜達四人は、ダンジョン自体初めてだったが、メイはダンジョンや迷宮に幾度か入り攻略してきた為、反応が四人と一人で違った。


「誰だお前」

「私は誰でしょう」


十六夜は女(美女)に聞いたが何も分からなかったので、容静に任せた(頼んだ)、容静は女に向かって能力の一つを発動した。

「十六夜っち、この女性はエル・ミリアと言うみたいっすよ」

「ふぅん、エル何でこんな所に居る」


「少し思い出しました。…封印されていたんです」


「誰に」「分かりません。ですが、あの狼は私に懐いて、守ってくれていたんです」


少し弱々しいが、透き通る声で答えるエル。十六夜は狼に向け内心敬意を払った。戦いを楽しんでいた自分と根本的に違った狼に向けて。


「そんで狼は何だったんだ、説明してくれ」


あの狼は種族名・シルバーウルフといい、自分達以外の種族にはめったに近寄らないそうだ。シルバーウルフ達は戦闘力について個体差があり、十六夜と戦った今回のシルバーウルフは、十六夜に対して勝てるはずなかったのだが(十六夜がダメージを負ったのは生身な状態も含めて)、なぜ勝負が可能だったのかは、シルバーウルフの能力・虚度光陰という固有能力の効果だ。虚度光陰の能力は、自身或いは他人の体感時間を操る事が出来る能力だ。具体例に自身の体感時間を操り、極限まで時間を緩く(遅く)して、敵の攻撃をスローモーションの如く見たり、敵の体感時間を早く或いは遅くして操り、一瞬で目の前から消えたりするなどが出来る。

これにより、今回のシルバーウルフは自身を強化し十六夜と戦っていた。因みに、十六夜には虚度光陰が効かなかった。

シルバーウルフについて、エルはシロと呼び可愛がっていたそうだ。

エルは今、フェルシアから貰った布に身を包んでいる。エルの容姿は、白銀の髪に黒い瞳と一見アンバランスに思えるが、黒い瞳はパッチリでも薄くもなく適度に開き、瞳は潤んでいるような黒色をしている。白銀の髪は腰まで長く、顔立ちが整っていて、総じて美しい見た目をしている。

エルは一通りシロに関して喋り終わった。


「ふぅん。それでエルはこれからどうする」


「…あの、「何だ」あなた達と一緒に行っても、いいでしょうか」

「俺はいいぞ。面白そうだからな」


「ほんとですか、ありがとうございます」


エルは気が早いが、皆に視線を向けると、流星、容静、フェルシアの三人は呆れていたが文句は無いようだ。メイは好きにしろといった感じだ。問題もなく、意外な仲間を迎えて、ダンジョン攻略を成し遂げた一行だった。十六夜達はエルと話した後、ダンジョン最深部にある金銀財宝武具宝庫部屋にいき、戦利品や金銭などを獲得した。金銭は軽く数千万、メイは二百層まで行くとこれは少ないそうだが(大体は一億以上が二百層ダンジョンでは普通)、武具に関してはかなり良い物だった。

まず流星は刀。神星といい、黒いが宇宙のように深く、透明な刀身で、引き込まれそうな黒色をしていた。鞘は月のような白色で、鍔は白黒。全体的に、シンプルで太刀のような武器だ。神星に関して、刀は十六夜と流星の二人しか使えなかったので、二人一緒の武器にしたが基本的に流星が持つことにした。流星は十六夜の方がいいと言ったが、十六夜は身体能力が高すぎて、武器を使わなくてもいいと流星を説得したが、流星は二人で一緒に使う事以降は引かずに、結局二人一緒に使う事で納得した。


流星の防具はそこそこ性能が高い物だ。具体的に、ダンジョン二百層くらいにいる魔物相手なら掠り傷すら付けられないとメイが説明する。因みに名は無かった。


容静は武器は無く、流星を軽く超える防具を選んだ結果、フード付きの体全体を隠すマントを。

名は変幻といい、防御に関しては流星の防具以上。メイによると恐らくダンジョンの三百層くらいまでは大丈夫らしい。加えて特異な能力があった。能力・変幻自在といい、変幻の形と性質を自在に変えられる。具体例で、変幻の一部を流体化させて壁にし、壁を硬化させて攻撃から身を守ったり、追尾レーザーのように流体化させた変幻を攻撃に使ったりなど、正に変幻自在。

変幻に関しては劣化版が何個かあった。どう性能は後一つあり、皆で十六夜に渡した。十六夜は他の奴と言ったが、皆引かなかった、(因みに十六夜はシロとの戦いで服がボロボロ)十六夜は変幻を学生服のような形に変えて着た。

フェルシアは自己強化の装備品を付けた。一見ただの腕輪だが、名を多宝といい、自己の能力の強化に加え多方面の技術も向上する万能腕輪だ。具体的には魔法の向上に加えて、料理や鑑定などのあると便利な物が一通り揃った腕輪だ。多宝は二つあり片方をフェルシア、もう片方をエルにそれぞれ装備。因みにエルは魔法を使えたが、余り戦いには向かなかったが、料理などの家事に関してはフェルシアを軽く凌駕している。(エルも幻で服を調達)


最後にメイは、メイ自身が遠慮して変幻の劣化版に留めた。十六夜は遠慮すんなと言ったが、ギルドマスターに関して色々といい、変幻の劣化版、幻だけを貰った。

幻は持ち主の要望に合わせて一つに(一回だけ、変化させたら変えられない)特化させる。メイは隠密に特化させた防具にした。


ダンジョンを抜けて十六夜達一行は外に出た。メイは皆に向けて言った。

「お前達。ツヴァイに行くなら私に任せろ」


メイは自信満々に皆に言った。因みにサリネはずっと寝ていた。メイは何かを呼んでいた。数分後…飛竜達が向かって来た。

「飛竜達でツヴァイには5日で到着する」


メイの提案を十六夜達は受け入れ、今夜はダンジョンの側で休む事にした。


余談


メイは茶色い髪にキリッとした目つきの美人


十六夜達や勇者の異世界人には鑑定の能力がプラスされる、が十六夜は(十六夜以外は全員普通の鑑定)女神に言い鑑定能力を能力解析に特化させた。能力解析は全ての能力を解析出来るが、能力以外のステータスや名前は知ることが出来ない。十六夜達のレベルはダンジョンを攻略し、十六夜はレベル三百を超え、ほとんど十六夜に任せた、流星、容静、フェルシアはレベル五十ぐらい。(戦わなくても、二割ぐらいの経験値は入る)

因みに、十六夜のスキル吸収はオンオフが可能。シロからは、虚度光陰を手に入れた。

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