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タイムリープは1日1回5分まで  作者: 大野春
chapter.04 ルール違反
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3-4.ビームが茂木


今日も退屈な1日が過ぎた。


放課後、加代子さんと茂木と3人で帰る。

急遽留学する事になった七星から、加代子さんを頼まれているのだ。


「今日はゲームセンターでも行くか?」

茂木が提案する。


「か、加代子さんもどうかな?」

僕が聞いてみる。


「いく」

声は小さいが聞き取れた。


男女でゲームセンターなんて、素敵なイベントではないか!




こうしてたどり着く、ゲームセンター!



「3人で出来るゲームって無いよなぁ」

茂木が言う。


確かに、ゲームセンターのゲームは、ひとり向けのゲームや、2人対戦用の格闘ゲームばかりだ。



「わ、私これ得意」

加代子さんが指をさしたのは、4人対戦が可能なロボット格闘ゲームだった。

な、なんてナイスなチョイスなんだ!加代子さん!!!



4台の筐体が2台2台で配置されている。自然な流れで、僕が座り、隣に加代子さんが座り、向かいに茂木が座る。


僕と加代子さんチームと、茂木とCPUのチームで対戦する事になった。




ビームを繰り出し、フワッとしたステップをし、必殺技を繰り出し、破壊され、破壊し、楽しい時間が過ぎる。


僕は時折、隣の加代子さんを見る。赤い縁のメガネが邪魔して、目元を見れなかったけど、





笑顔だった。




僕はそれがとても嬉しい。



「明後日から夏休みだな!」

茂木が向こうから語りかけてくる。

加代子さんの繰り出したビームが茂木のロボットを撃ち抜いた。加代子さんは一回もやられていない。つ、強い!




「夏休み楽しみだね!」

僕はそう答える。



あれ、夏休みが楽しみだなんて感情、いつぶりだろうか。



七星のいない夏休みが始まろうとしていた。

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