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第53話 光あれ

 野間係長は空き家に残り、しんがりを務める。吸血鬼が復活して野間係長に向かってくる。野間係長は右手のこぶしを強く握る。吸血鬼は握りつぶされそうになり動きを止める。

 しかし、効果は一時的だった。吸血鬼は力を弾き飛ばして野間係長を捕まえる。野間係長をぎりぎりとだきしめて、苦痛に耐える首筋に牙を立てようとする。

 突然、玄関から光が照らされる。光は吸血鬼の肌を焼く。野間係長は吸血鬼から逃れて、丹田に気をため始める。

 光は美浜部長の頭が太陽の光を反射させたものだ。美浜部長はヘルメットをとるとつるつるに手入れされた坊主頭で太陽光を反射させて空き家の中の吸血姫を照らしたのだ。

 吸血姫は暗がりへ逃げようとする。野間係長は、それを許さない。渾身の気合と共に気を撃ち出す。

 吸血姫は気の塊に突き飛ばされて玄関から外に飛ばされる。そして、朝日を浴びて燃え出す。頭を光らせた美浜部長がつぶやく。

 「吸血鬼が本当にいるとは信じられない・・・いたとは悪夢だ。」

吸血姫は燃えながらもがき続けて、灰になる。野間係長が美浜部長に言う。

 「さすがは死神部長。見事な働きよ。オカルト係に来ない。」「断る!絶対に行かないぞ。それに死神ではない、美浜だ。」

美浜部長は断固としてオカルト係入りを断る。野間係長は署長に事件解決を報告する。

 「よくやってくれた。捜査本部も頑張ったな。捜査本部の連中にもよろしく伝えてくれ。」「これはオカルト係の手柄です。」

 「捜査本部に知らせなかったのか。」「はい。手柄はオカルト係のものです。」

このことはすぐに捜査本部に伝わる。 捜査本部から吸血姫が灰になった証拠を求められる。野間係長は現場を録画した映像を提出する。

 半田部長と奥田部長に小型のカメラを装着させていたのだ。映像を見せられて吸血鬼の存在を否定できなくなる。

 野間係長は捜査本部に勝って気持ちいいが、捜査本部は、オカルト係の作製した書類を見て頭を痛める。              

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