表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
南海リゾート泡沫事件
34/93

戯曲! エルノスティとルナ―リア

元ネタはロミオとジュリエットとは・・・ 全然違います!!!



青空と輝く太陽の日差しの中、

飛空円盤は かつてのセルーカ王国王都ブルジュへと 全速力をあげて飛翔していた。



そして、その飛空円盤艦橋室には4人の女性が集まり、

メア五人衆から送られてきている現地の映像を見て驚愕中である。


血で赤く塗り固められた城門前にモザイクが必要になるような死体。

流血パンダによる派手な殺戮と ルナ―リアとの恋愛劇!


現地の状況は スピリタス風味のブラッディ・マリーな香りが漂うデンジャラスゾーン!?


「弟が~  なぜにパンダに! どうして!」

「あの、平和主義と博愛主義の王子がどうして!! えっえっえっ!! 」

「こんな酷い流血映像・・・・ ダンジョンでのオーク襲撃より ひどいことになってる!! 」



そして、一人だけ冷静にコーヒーを飲んで状況を見守るサラ!  

「・・・うん!?」


流血パンダの次なる獲物として メア五人衆に対して捕食者のような目で睨んでいる。

これは、なんとかして戦闘回避をしなければ!!!


サラは メア五人衆に連絡する。

「僕たちが味方だということを 流血パンダの殺人鬼エルノスティ王子に分かってもらえるように

話してほしい」


『 だめです! もうすでに流血パンダと交戦中です 』



流血パンダの魔道チェーンソーと メアパンチが炸裂する。

どちらも、目にも止まらぬ攻撃を繰り返し、紙一重でどちらも避け切っている。


1/100秒という単位での攻防である。

一般人の目には、まったくなにがおこっているのか分からない。


完全無欠にて正真正銘のまったく間違いない世紀の対決!

これが世にいう  達人同士の戦いである。



だが もっとも恐ろしいのは 流血パンダの実力は、五人のメアを相手に互角に戦えるということである。



「分かるぞ! 分かるぞ! 町娘よ! お前たちの死んだ目は、死人を求めている目だ」


『 お話合いをしたいのですが 停戦してくれませんか? 』 

しかし、流血パンダに停戦という言葉は理解できない!

流血こそパンダ人生!

噴き出したヘモグロビンの量でしか価値を語れない悲しきパンダ。


両者の激闘は、巨大な風を呼び込み、つむじ風が荒れ狂う。



その映像を 飛行円盤・艦橋で見ていた女性たち。

「あの巨大なチェーンソーを 秒速50回ほどの速さで振り回している!」

映像をスローモーションにして やっとわかる素早い速さ!!


「なんという身体能力!! あれは魔法なの!?」

驚くサラ!


「弟は、怪力系魔法が得意なの。 でも平和主義で戦争嫌いだったので・・・

ヴィジャナル王国との話会いを最後まで主張し・・・ 戦争に参加しなかった 」

エレオノーラ王女は 溜息をつく。



「ヴィジャナル王国との戦いで せめてエルノスティ王子が先頭で戦ってくれていれば・・・」

侍女のパウネリアが 悔しそうに話した。


「いいのよ。 もう終わったことよ」

「エレオノーラ様が エルノスティ王子の影武者になってまで こんなに苦労したのよ!」


「影武者!?」

ミレイユとサラは エレオノーラを見た。


「兄のアウムスティ王子とともに戦ってた際、妾は、兵士たちの士気をあげるために、

怪力のエルノスティ王子と偽って 戦いに参加してたのよ!   顔も似てるし!」



「似てるってものじゃないですよ! そっくりです。 見た目の違いは胸のあたりを見るしかないぐらいに」

侍女のパウネリアは なぜか誇らしげに語る。     


「えっ  男女の差があるというのに!?」

ミレイユはちょっと興味が出てきた。






そのとき 艦橋のディスプレイに映る現地の状況に変化があった。



メア五人衆と睨み合いをしている流血パンダの口元がニヤリと笑う。

「これだけの戦いを見せてくれたおまえたち 町娘sに  俺の本当の姿を見せてやろう」

真っ赤に染まった流血パンダの 背中にあるチェックを開け、中から美しい銀髪が風に流れた。




---------------------------------------


艦橋内のディスプレイで衝撃の事実を目撃し、どよめき驚く!


「これが・・・本当の男の娘というのか!!」

「エレオノーラさんとそっくり  違いは胸だけ!」


「エレオノーラさんが 男の娘だと思ってたのに・・・  なるほど理解しました!」

「うんうん」

ミレイユとサラは 勝手に理解して了解した。


「妾は はじめから女だと言ってたのに・・・」

エレオノーラ王女は プンプン状態!!




--------------------------------------


一方、こちらはブルジュ城門前の流血地帯。



着ぐるみパンダの頭を外し、そこから出現した美しいエルノスティ王子の顔!!

この姿を見て 思わず涙ぐむルナーリア。

「 エルノスティ王子! お顔をやっと拝見できて うれしゅーございます!! 」


「ルナーリア! 俺も直にルナーリアの顔が見れてうれしいよ!!」


「あ~ エルノスティ王子  愛しのエルノスティ王子」


「ルナ―リア! 俺のルナ―リア!! 」


なにやら二人の世界に突入しかけたが・・・・

ここで メア五人衆が、ひとこと言う。

『 エルノスティ王子  すみません!! 感動の場面ですが、姉のエレオノーラ様から伝言が来てます 』


「えっ!!」

ここで流血パンダことエルノスティ王子も固まり、ついでにルナーリアも固まった。

「姉上が!?」


しかし、こんなことをしてる間に、城門方面でなにやら、騒がしくなってきたことにメアたちが気づいた。



『 えっと、それよりも、あちら方が騒がしくなってきたようです!

ヴィジャナル王国兵士を先に片付けましょう 』


ブルジュ城門前に かなりの兵士が集結をはじめ、戦闘準備が完了しようとしていた。



流血パンダことエルノスティ王子は 荷馬車に入り込み、

囚われた人々の鎖を すかさず引きちぎり解放していく。

  怪力魔法のなせる業である。


そして、解放された人々は 何がどうなってるのか理解できなかったが、

とにかく助かったことは理解できた!!


解放された人たちは 涙を流し・・・・・  

・・・・・頭だけ美しい女性の着ぐるみパンダに感謝したのであるwwww

見た目はともかく 助けられたのだ!!!


「あ・・・・ありがとう! ありがとう!  パンダさん!!」

「パンダさん!!  ありがとう 」

奴隷にされそうだった人々から感謝の声が響き渡る。 


そこで、流血パンダは なにかヒーローのようなポーズをとって宣言した。

「 俺はエルノスティ王子! このセルーカ王国を復活させる男だ! 忘れないように!」

アピールを しっかりする王子であったが・・・


パンダ姿だけでも異様なのに その上、顔が女性・・・

・・・それも美しい顔形!!!

そして、なんと驚くべき! 何と言うべきか!!

本人は自分のことを王子と断言した!!  そうです! 男だといってるのである!!

解放された人々は・・・・完全に理解不能だが、とりあえず納得することにした。


「あ・・ありがとう!  王子様!」

「えっと・・・  あ~  ありがとう! エルノスティ王子」

ちょっとばかり混乱気味である。



そんな中、鎖を外され自由になったルナ―リアは

流血パンダことエルノスティ王子に抱きかかえられ お姫様だっこされるのだった。

( ここで脳内にて ラヴストーリーに適したBGMをかけてください!! )


そして 二人は、はしゃぎ回るように くるくるとバレリーナのように回転しはじめた。

頭から下が着ぐるみパンダにお姫様だっこされながら くるくるとくるくるとまわる。


これは 笑うとこなのか、つっこむとこなのか!



そして ルナーリアは喜びのあまり 涙を流している。

「私は どこまでもエルノスティ王子についていきます」


王子はうなずく。

「俺もだよ! ずっとこのまま ルナ―リアと一緒にいる!」


「エルノスティ王子!!  私も二度と離れたくありません!」


「うん ならば! このままルナーリアを抱いたまま戦闘開始だ!!」



流血パンダことエルノスティ王子は 片手でルナーリアを抱きかかえたまま、

もう片手で魔道チェーンソーを振り回し、 なんの躊躇もなく

門前に集結したヴィジャナル王国兵士へと突撃していく。




「あ~~ どうしてそうなる!!  弟は何を考えてるのー ルナ―リアを危険にさらすなんて!!!」

艦橋のディスプレイを見てたエレオノーラ王女は叫んだ。

「エルノスティ王子  無茶な男の娘!! 」

ミレイユとサラはハモった。


だがそんなハモってる暇はない!

片手に女性を抱きかかえた流血パンダは目を血走りながら、

チェンソーを振り回し走っているのだ!


流血パンダことエルノスティ王子の思考原理は その場のノリである!!



「メアさんたちは すぐにエルノスティ王子の援護をしてあげて~」

ミレイユは叫ぶ。


『 聖女陛下! 了解いたしました 』


メア五人衆はすぐさま、流血パンダことエルノスティ王子の援護をするため、

新たなる戦闘形態バージョンに変身するのである。

彼女たちは 一斉に飛び上がり、天のかなたへ去ったと思うや、

大音量のBGMと花火が撃ちあがり まぶしい光の逆光に5つの黒い影!!が、

城壁の上で、並んでいた。


ベネチアマスクのような赤い仮面、赤いフリルをあしらった赤いメイド服。

そして両肩にかかる長い帯である羽衣がたなびき、深紅のハルバードを抱え持つ


『 光の聖女皇帝帝国近衛部隊 正義の光! そして 愛!

悪の心を持つものを撃つ! 天界の雷鳴、運命の歯車 その名も!

 奪回戦隊メイド☆スター参上! 』



決めセリフを言いたがる中二病精神は エルノスティ王子と同じ同類である。




「 でたー  またへんなのが出た!! 」

門前に集まる兵士の何人かが騒ぎ、 頭上を見る。


すると5つの影が、地面に落下するや、付近の兵士の首がはじけ飛び、

血が噴水のように あたり一面を雨となってふらす。



「町娘s  いや メイドs! なかなかやるなぁ! しかし俺の真の実力を見せてやる」

ルナーリアを抱きかかえた流血パンダ着ぐるみ男の娘は、異様な音をならしながら

魔道チェーンソーを振り回し 兵士に突撃する。


変なメイド5人衆と 女を片手にもちながら チェンソーを振り回す血まみれパンダにはさまれ、

兵士たちの表情に恐怖がやどるのだが、その恐怖も一瞬にして解放され意識を 永遠に失う。


流血パンダの一振りで10人の兵士の胴体を分断し、

勢いあまったあげくに閉じている城門をも真っ二つに引き裂いた。


ズド―――――ン

血と肉片のこびりついた鉄製の城門は、真ん中から引き裂かれ、

瓦礫となって地面に崩れ落ち破壊された。

いまや、ブルジュへの道が開かれた。


城門のむこうにブルジュの街並みが見える。


「素敵よ エルノスティ王子」

これだけの流血にもかかわらず 平気でいられるルナーリア!

ルナ―リアの髪も顔も血で真っ赤になっている。

「血のにおい 鉄のにおい! このにおいは愛しのエルノスティ王子のにおい!」




今! ルナ―リアを抱きかかえた魔道チェンソーの流血パンダと 

五人の奪回戦隊メイド☆スターが 横に一列となって門をくぐる。


兵士たちは 恐怖のあまり後ずさり、抵抗するだけの蛮勇を 誰も持ち合わしていなかった。








艦橋で この様子をディスプレイで見てたミレイユは あまりの流血ぶりに再び硬直していた。

ミレイユは いまだに戦争をやるという覚悟ができていません!


「バカップル  あれをバカップルというのか!!  」

サラは 納得したかのように、うなずくのである。

 

「まずいよ!  弟が調子に乗りすぎてる!! このままだと いずれ・・・

・・・・ルナ―リアをかかえたまま 戦闘なんて むちゃもいいとこ」

あまりの非常識さにエレオノーラ王女が憤慨中 



サラはパネルを操作しはじめた。

「こういうことがあろうかと・・・・・  というかまだ、完成してないのだけどね!」


「サラちゃん!?」

「サラ様!」

「サラ様 なにか計画でも・・・あるのですか?」

艦橋にいる三名がサラに注目する。


「こんなことがあろうかと・・・・・」

サラはニヤリと笑う。

「それは 今さっき言ったセリフだけど・・」


「大事なことは二回言うのです!!」

「よっぽど 言いたかったセリフなんですね!」


「・・・・・名付けて オペレーション・世紀末β 発動」

「なにをするの!?}


「この飛空円盤では、速度が遅すぎて、流血パンダ・・・エルノスティ王子の救援をするのが遅れる!

そこで すばやく先遣隊を派遣するために空飛ぶ乗り物を用意してたのだ!」



飛行円盤下部ハッチは 警告音とともに静かに開く。 

ハッチ内では、大型航空輸送機の発進のため 忙しく動き回るモヒカン頭のキシたち。

そして 輸送機に積み込まれる大量のバイク。


『  聖女皇帝陛下盟友の危機である! いかなる敵も排除せよ 』


今! 大型輸送機の離陸が始まろうとしていた。



これを 飛行円盤艦橋ディスプレイで見守るサラ。

「 このオペレーションで、一番の危険事項は・・・・」


「 危険事項!? 」

三名の少女たちはサラに注目する!!


「 アルコールエンジン搭載大型輸送機を一度も飛ばしたことがないということだ これが初飛行! 」


「 えーーーーーーーーーーーーー」

三名の驚きの悲鳴


「 飛んだらいいのにね!! 」

サラも半分あきらめモードである。  それでも飛ばす気である。


ハッチ内では カタパルトの蒸気が室内にたち込めていた。

シュー シュー シュー

蒸気機関車のような音がしている。。


そして 蒸気エネルギーが最高圧力に達した時!

蒸気カタパルトが、動き出す。


『 大型輸送機 零式フガク 発進します!! 』


大型輸送機は、カタパルトに押し出されるように前進、  一挙に高速の速度でハッチから射出された。


射出された大型輸送機は、グライダーのように滑空をはじめ、高度か下がりだしたとき、

4基のプロペラエンジンが始動、上昇を開始した。

ブロロロロロロロ~~


かつての二式大艇を大型化したような形をしている。

この大型輸送機は4発プロペラエンジン搭載、胴体部分が丸ごと貨物室となっている。

そこには40台のバイクとキシたちを乗せており、大空へと旅だったのであった・・・が


すぐに 一つのエンジンが火を噴き、炎に包まれている!!



「あ~~  すでに壊れている! 制作が速すぎたのだ!!」

ミレイユは叫んだ!!








--------------------  To Be Continued ヾ(^Д^ヾ)  こんなこともあろうかと予備の輸送機を・・・・




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ