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傍若無人なる至高の聖女  作者: 抹茶な紅茶
忘れられた地下牢の姫君
10/93

ダンジョンで対決を求めるのは正しいことです!!


洞窟の狭い通路で騎士風の男が多数のゴーレムと、終わりなき戦いをしている。

いくら倒してもきりがないほど、襲ってくるのだ。


「くそ~~  どうなってるんだ~ このゴーレムは・・・」


この男の名はエサイアス。 

二本の角がよく目立つバジネットと呼ばれる白い兜を装着している。

そして、鎧の方も それまた白い鉄製のプレートアーマーにより身体を完全に覆っているのだ。


白い完全武装の鎧がトレードマークであるが、武器もまた、よく目立つのである。



彼が持っている白い長剣は、本人の身長よりも巨大であり重量も重い!!

そして、そんな重くて、巨大な長剣を、まるでスプーンでも持ってるかのように、

ブンブンと振り回すことが可能である。



今、エサイアスの持つ巨大な長剣を軽く振り回し、前方のゴーレムを数体吹き飛ばした!!

その重量にものを言わせた強烈な一撃は、どのような敵をも吹き飛ばす鬼のような攻撃である。





「  それは長剣というには・・・・・・・

・・・・大きいのは間違いないが、たまに装備してる人が ちらほらいる程度の大きさである。

たしかに大きすぎるので扱いにくく、人気のない武器ではあるが、

武器店の店先には、宣伝と目玉商品的に、よく見かける程度の大きさの長剣である。

適度に大きすぎもなく、ちなみに大雑把でもないです    」

(  ここはナレーション風に あとBGMを適当に脳内再生してください )



 



「ぐぉぉぉぉぉ」

「どひぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

「がっがががか~~~」


男は野獣の叫びとともにゴーレムを叩きのめす!!


しかし・・・・

・・・・・・・次から次へと突撃してくるゴーレムに、この白い鎧人ことエサイアスは焦る!!


冒険者協会の依頼にて、町を襲うゴーレムの調査をしていた。

町での聞き込み、森や山での目撃談を調査しつつ、人里離れた山奥へ踏み込んでいったのだ。

そして、彼は人に知られていないダンジョンの出入り口を発見したのだった。

協会に報告するまえに、ちょっと好奇心を出して入ったのが 運のつき、

こんなゴーレム集団に襲われるとは・・・・



武器強化魔法で、人に持てないほどの重さの長剣を軽々とふり、

強化装甲魔法で、鎧をより硬くし、敵の強烈な打撃を軽々と跳ね返すとはいえ、

このゴーレムの数はシャレにならん!!

エサイアスは 重い長剣を軽々とふり、襲ってくるゴーレムを吹き飛ばす。

 

ゴーレム10体を一度に粉砕!!

どうだ! ゴーレムどもめ・・・・


・・・・ってか後続がまだいるのか~

うっぬぬぬぬぬぬぬ




----------------------------------------




ゴーレムがいくら倒れようが、ミレイユは次々と 魔法で召喚補充していく。

エサイアスは無限地獄のような状態に陥っているのだ!!


もし、ミレイユの魔力が少なくなったら、次はサラが ゴーレムを召喚するはず!


「僕・・・・ゴーレムの召喚をしたことないのだけど・・・」

「えっ!!」


「後で、魔術書を読みますので・・・・ 安心してください」

「・・・今できないと安心できないんだけど・・・」


「がんばれ~  おね~様!!!」

「うっ うん」


私の魔力が尽きる前に白い鎧人を倒すしかないのか!!


洞窟内通路の狭さから、5体同時攻撃が限界のようだが、

ゴーレムの抜刀突撃の繰り返すことで、敵の体力を削る!!!


ドスン!  ドカン! ドドドドー


また、私の頭上を2体のゴーレムが吹き飛ばされていった~


すでにエサイアスによって40体のゴーレムがつぶされた。

アドバンストゴーレムは 吹き飛ばされたりしているが、破壊はされていない。

でも、オリハルコン装甲が削られているので あとで修理だね!!


「とりあえず 引き続き突撃よ!!」





-----------------------------------


白い長剣をゴーレムに突き刺しては吹きとばす。


「てー!」

「どー!」


強化装甲魔法をほどこしている白い鎧も

ときおりクリティカルヒットするゴーレムパンチのため、

魔法防御を貫通し、徐々に耐久が減り続けている。


白い長剣も、ゴーレムを叩きのめし続けているため、

いつまで耐久が もちつづけるかも心配になってきた。


「まずい! このままでは・・・・」


人海戦術ならぬ、ゴーレム海戦術で、

徐々に魔法が削れていき、いずれ押し負けてしまう。


何とかしないと!

逃げるか、それとも ゴーレムを操るボスを倒すか!?


「俺は軍人ではなく冒険者だ。 命をかける筋合いはない。 逃げるのが妥当だ!!」



徐々にエサイアスは後退しながら、突き進んできたゴーレムを何体か長剣で粉々に粉砕した。

そして、粉砕した砂粒は洞窟内を舞い散り、白く霧がたちこめ、視界が利かなくなってしまったのである。

そのためか、ゴーレムたちの動きが一瞬止まり攻撃が止まった。

いまなら、上手くいくかもしれない!!



エサイアスは魔力を白い長剣にまとわりつかせつつ、下段から大きく長剣を回転させながら振り上げる。

大技である風圧弾である。


ゴゴゴゴゴゴゴゴーーーー

耳に痛みを感じるほどの轟音が鳴り響く!!!


洞窟内の小さな砂や岩が舞い上がり回転する強風が洞窟を吹きぬけ、

前列のゴーレム5体が強風に耐え切れずに吹き飛び、

その後方の何体かのゴーレムを巻き込みながら岩壁と激突し粉砕されていった。



エサイアスは このスキを見逃さなかった。



間断なく襲いまくるゴーレムは、この風圧弾によって混乱し隊列が崩れ、

戦闘不能の状態に陥ってしまっている!!


そのスキをつき、エサイアスはゴーレムの頭上へとジャンプした。

ゴーレムの頭を土台にして、何歩かをステップしながら、目指すはゴーレムボス!!

 

エサイアスは後退しながら逃げるはずだったのだが、無意識に突進を選んでしまった!!

このあたりは冒険者といえども武人のはしくれのせいだろう。


白い鎧人であるエサイアスは 

50体はいるであろうゴーレムの頭上を飛び越え、

直接ゴーレムボスであるミレイユへの直接攻撃に出た!!



「まずい!!」

ミレイユは叫ぶ!!

ミレイユの頭上から襲ってこようとするエサイアスと目があった。


エサイアスは一瞬、動きを止めた。

女! それも少女が二人!!

「なぜ!?」



「アドちゃん 連射魔法攻撃よ」

サラは叫び、その叫びに応じたアドバンスゴーレムは、すかさず魔方陣を形成し

魔弾をエサイアスに連射しだす。


ミレイユは、エサイアスと目があったショックはあったが、すかさず詠唱をおこない、

魔法防御を 多重詠唱し 魔法防御幕を10幕分、ミレイユ、サラの周りに展開した。

これでエサイアスの強烈な一撃を 何発かは耐えれるだろう。


エサイアスは 力のかぎり長剣を振り、防御幕を食い破ろうとしたが、

幕の3枚に亀裂がはいった程度だった。


二回目の振りを試みようとしたが、そこで、魔弾の連射攻撃をまともに食らってしまった。

アドバンストゴーレムの強化された魔弾の連射は威力が高く

エサイアスは 洞窟の壁まで吹き飛ばされた。

鎧を強化装甲魔法してるだけあって、衝撃で怪我などはしてないが、

まわりのゴーレムに袋たたきにされる可能性があるため、

片手を床に突き上げ、半回転しながら、後退した。



「あんな、重そうな鎧を着て、あの身のこなし!! すごいなぁ」

サラは感心したが、あんな敵は、さっさと始末しないとまずいと考え、

「全ゴーレム、敵の頭上、天井を撃て、 生き埋めにしてやりなさい!」

サラの指示で、全ゴーレムの魔弾が天井へと炸裂する。




エサイアスは、頭上から落下する岩に強烈に激突しながら、

ダンジョンの出口へと後退していく。

次々と岩がくずれ 通路が埋まっていく中、

埋まる速度より早く、俊敏な速度で出口に向かって駆け走るエサイアス。

ときおり、顔面や頭上から、強烈な岩の一撃をくらうにもかかわらず

平気で走り続けた。


強化装甲魔法で少々の打撃でも平気なのですが・・・・

エサイアスが 洞窟から脱出したときには、自慢の白い鎧はぼこぼこにひっこみ、

もうちょっとで死んでた可能性もあった。


「ぜいぜいぜいぜい、  ひさしぶりに死にかけた

これは、協会に報告しないと・・」



「う~ん 取り逃がしたか・・・」

サラは悔しがった。


ミレイユは おもわず口をあけて、なにも言えなかった。

敵が同じ人間だったので、魔物とは違う拒否感があったのである。

殺すほどまでは したくない気持ちがあった。



それに比べてサラは、割りと平気だった。

ミレイユは、サラの前世は かなりの戦乱の世界だったのかと思ったが、

本人は、あまり覚えてないらしいので、聞くことはやめた。



それよりも・・・・・

大変なことになってしまった!!!

おそらく出口方面の洞窟は 崩落し岩でふさがっている。

外にでるには岩を片付けながら進むしかないであろう。

ゴーレムたちは休むことなく、次の仕事である通路の復旧作業に移るのであった。




そんなゴーレムの作業をすすめる中、サラは洞窟の壁に埋まっている何らかの物質に気付く。


「これは・・・・・なにか感じる!!」

サラは岩の壁に近づき、匂ったり触ったり、叩いたり、  そして、一息つく。


・・・・・これは!

ニヤリと笑う。



サラは近くにいるゴーレムに命じて、この岩壁に数発のゴーレムパンチをたたき込ませた。

そして、粉砕された岩をサラは手にとり、精錬の魔法を詠唱する。


何かが、紅く光だしサラの頭上に浮かんだ!!!



「ミレイユおねーさま!! 大変な貴重なものが見つかったかもしれない!」

「サラちゃん  どうしたの?」


「僕の夢が叶うものが、ここに埋まってる!!!」







--------------------  To Be Continued \(・ω・\) 採掘の世紀。 そのとき時代は動いた!!




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