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Once Were  作者: くじゅう
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科学者の演説

初投稿にして処女作です!


投稿は遅めです。良ければ想像を膨らませて投稿を待っててください♡


この小説は多視点を用いています。人によっては読みにくいかも。



どうか温かい目で見守ってください。



くーぽんず♡

 …父を、越えたかったんです。ずっと幼い頃からの、夢でした。

 皆様ご存知だとは思いますが私の父はとても優秀な科学者でした。世界的にも、その実力は認められていたと思います。私は、そんな父を越えたかった。

 しかし、生みの親を越えるのは容易なことではありません。何せ確率的にその親から受け継ぐものは半分しかないのですから。生みの親を越えられない、これは、大自然の法則だったのかもしれません。

 その大自然の法則に逆らった皺寄せからなのでしょう、父は死にました。ご存知だろうと思います。私は、やはり生みの親を越えることは許されないのかと絶望しました。

 しかし今日、生みの親である私を越える生命が誕生しようとしています。…いえ、生命といって良いのかは分かりませんが。


 ―――――――『A』。それが、私が生んだ私を越える生命の名です。

生まれたものが生みの親を越えられないのなら、生みの親を越えられるものを生めば良い。


 それが、私の行き着いたA(アンサー)だったのです。

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