表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
BATTLE ARENA 1  作者: リクルート
2/27

プロローグ(チュートリアル)前編

チュートリアルなので、説明口調です

 本日よりBATTLE ARENA 1が配信されます。βテストのため人数は限らせていただきますが、どうぞお楽しみください。


「実は、俺、BARE(バレ)のβテストに参加できるんだよ!」

「なにぃ! まじかよ。いいなぁ」


 夏休みに入って、すぐ俺にBATTLE ARENA 1にβテストに参加できるとの通知があった。それから俺はそれに夢中になっていた。それでも廃人とかにはならずに飯も普通に三食取るし、外にも出かけたりしている。それに、友達との付き合いもしっかりしている。だけど、ほかの事にはほとんど手が付けられていないのは少し困っているところだ。


「ダイブオン」

 この掛け声とともに電脳世界に入っていく。何もかもが作り物で、しかし、何もかもが本物に見える世界。



 少し前にヴァーチャルダイブシステムを持つハードが発売され、それはゲーム史で革新的なものだったのだろうが、当時は簡単なゲームしか発売されず、すぐに飽きられていた。しかし、有名なRPGを多く発売している会社がそのヴァーチャルダイブシステムのRPGを作ったところ、莫大な人気を得た。その後は様々な会社がそのハードでゲームを発売した。それは従来の画面の中だけという概念を捨てさせた。そして、多くの人間が望んでいるであろう、二次元に入ることに成功したのだ。


 それから数年、ヴァーチャルダイブシステムを使ったゲームは格段と増え、色々なジャンルのものが生まれている。そして、その中の一つがBATTLE ARENA 1というわけだ。



 ダイブが完了して、電子世界の風が肌に感じられる。本当に作り物とは思えない。ダイブする場所は決まっていてこの街になる。石のレンガの道に、赤いレンガの家。活気のある大通りではいくつもの店が開いている。そこではNPCたちが商売をしている。この世界ではNPCとプレイヤーの区別は頭の上にネームがあるかどうかしかない。あとはNPCは同じことしか話さないので、話しかけたら簡単にわかる。


「あ、こんにちは。ラピッドラビット」

「ああ、よう。セガハナ。今日も頑張っていこうか」

 彼女はβテスターの一人でセガハナという名前でやっている人で、ヴァーチャルダイブする前はよくオンラインゲームで遊んでいた友達。昔は男のキャラでやっていたが、このゲームは男女の詐欺がないように性別が決められている。脳内のつくりを確かめれば性別がわかるらしく、このゲームを始めたときは驚いたのを覚えている。


 彼女は水色の瞳に銀色の髪で、美少女の見た目でいる。現実の彼女もきれいだとは思うがやっぱり二次元はかなり可愛くなるな。俺は対照的にすぐにゲームが始めたっかったので適当に決めた。だから、地味な見た目になっている。これが現実ならどう考えてもこのセガハナとは釣り合わない見た目だろう。特にそれを気にしているようではないので、特にどうでもいいか。


「今日はどこに行くの? また草原?」

「いや今日は、ちょっと先の洞窟に行こう」

 彼女はわかったと言って先を歩く。


 このゲームには職業のようなものはなく、パラメータで装備できるものが決まってくる。当たり前だが、Lv(レベル)が高いほど、強いものを装備できる。さらに、戦闘することでスキルを覚えることがある。それは戦闘を楽にしてくれるもので、攻撃だったり、回復だったり、補助するものだったりと、種類はそこそこある。スキルは使えば使うほど強くなり、ある程度強くなったら、次のスキルを覚えられるというシステムだ。俺も彼女もまだ二つ、三つくらいしかスキルを持っていないので、何とか増やしていきたいところ。


 街から出ると魔物が徘徊している。プレイヤーが発見されれば、戦闘が始まるのだ。フィールドごとにある程度の強さは決まっていて、強すぎるところでは一撃でやられてしまうので、適性の場所でLvを上げるのがセオリーといったところか。この洞窟は大体Lv10代であれば戦える。俺たちはLv11あるのでそう簡単にはやられはしないだろう。

もう一話だけチュートリアルです

お付き合いください

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ