第3294話 ろくなもんじゃねえ!
「ぐうう・・・」
調査隊隊長は、大変キレている。
当然だ。
明らかに「変なモノ」に手を出し、ことごとく部下を喪っている。
「くそッ!
皇帝陛下や神々になんと報告する!?」
もう穴があったら入りたい気分だ。
そして・・・
提督席に、一つの記憶装置を発見した。
これが、コードでどこかに繋がっている。
「あ・・・
怪しい!
あからさまに!」
わかってはいた。
しかし・・・
他に手掛かりはない!
この艦になにが起こったのかを調査するには・・・
調査隊隊長は、記憶装置に触れた。
すると・・・
ブー!
ブー!
ブー!
いきなり警報が!
がちゃッ!
壁という壁から銃口が!
「な・・・
なんだ!?」
銃口からレーザーが!
それは、次々と壁に命中!
断続的に爆発する!
「ま・・・
まさか・・・
この記憶装置が「爆破スイッチ」か!?」
そのようだった。
「ろくなもんじゃねえ!」
調査隊隊長のその絶叫とともに、彼の肉体は爆散し、その調査隊は全滅した。
ミリアリア艦橋・・・
「にゃーははは!
あちしのアホトラップにさんざん引っかかったあとに、警戒しすぎてフツーのに引っかかったにゃ!」
ナキは、床をバンバンとたたく。
「わかりましたかナキ。
ブービートラップの恐ろしさを。」
私はナキに言う。
「わかったにゃ!
しかし・・・
こんなフツーなトラップをかけまくるのって、なかなかないにゃ!」
「本来、撤退戦で使う戦略ですけどね。」




