第2251話 相手に訴えるには、価値観の相違を認めること
「にゃーははは!」
あいかわらずバカ笑いを続けるナキ。
だが・・・
「こ・・・
これは・・・
混沌神波動!?
ここにいる三賢人ならともかく・・・
このナキ・ミケランジェロが・・・!?」
ベレスは、ナキを見て驚愕する。
「にゃーははは!
偏見はいかんにゃ!
このナキ・ミケランジェロ・・・
腐っても、キティルハルム王国評議員にゃ!」
「バカかおのれは!
「評議員」とコレは、関係ない!」
またもツッコむ私。
気が付くと、ナキは両手にタライを持っていた!
白銀に輝く、混沌金属のタライだ。
底には、ご丁寧に「ペロリン」と書かれている。
「沈黙の鎌!」
ベレスは、鎌を振り下ろす。
しかし、ナキは・・・
左手のタライで受ける。
返す刀で・・・
右手のタライで、ベレスの横っ腹を殴る!
「ぐはッ!」
「攻防一体の構えにゃ。」
あるか、こんなモンッ!
「・・・・・・
ナキ閣下なら、これくらいの実力は想定できたが・・・」
「う・・・
うん。
この戦い方は、想定外だよね・・・」
アルナスとジョルジュが、遠い目をしている。
「隙あり!」
そのまま、ナキは・・・
蹴りをベレスに叩き込む!
「奥義!
ミケランジェロクラッシュ!」
「あ・・・
ああああああああああああああああああッ!」
天帝浄化光の応用の、光を浴びて消えていくベレス・・・
「相手の価値観と自分の価値観が違うということに・・・
いつになったら気づくにゃ?」
めずらしく「マジ」なナキがいた。
ただし・・・
タライを持っていなければ、様になっていたことは特筆すべきである・・・
ナキ:「ペロリン」にゃ!




