第2243話 量産魔王
「成層圏降下中・・・!
やたら濃い大気にゃ・・・!」
ナキが、モニターに大気組成を表示していく。
「酸素濃度78%・・・
窒素21%・・・
なによこれ・・・」
私は毒づいた。
「なら・・・
火炎魔法や爆裂魔法は使い放題にゃ!」
ナキが言う。
「アホかッ!
こっちの魔法や爆薬は破壊力はすさまじいけど・・・
一方、相手のそれも同じ・・・」
つまりは・・・
「要注意ってこと!
まるっきり「爆弾」のような大気ということよ。」
うーむ・・・
「武器を持たせたミケランジェロ一族みたいなモンね・・・」
「凶器にゃ。」
「おまいが言うな!」
すでに、激闘が始まっていた。
「「「にゃーははは!」」」
着陸するなり、海猫隊を始めとするエース部隊は、攻撃魔法をぶっ放している。
「「「汚物は、焼却にゃーッ!」」」
どっかのヒャッハーが言ってそうなセリフを吐きながら、ぶっ放すのだからタチが悪い。
「これ・・・
量産だけど・・・
「魔王」にゃ・・・」
ナキが言う。
「うーむ・・・」
質が悪い。
「いくらなんでも・・・
いやしかし・・・
そうか・・・」
考えていたイリアが、結論を出す。
「こちらが、残りの戦力である魔王たちを片付けたため、カタストロフは無理やり量産して数を揃えているのでしょう。
加えて・・・
こちらの戦力も・・・
アホは多いですが、百戦錬磨です。」
認めたくないが、その通りだ。
「白兵戦用意!
目標・・・
超魔王カタストロフの「本体」!」
私は、満を持し・・・
号令をかけた!
汚物は「焼却」です。




