第2238話 ファルス艦隊無双!
ファルス艦隊・・・
機巧の大魔王は、配下の数人の魔王に艦隊指揮を任せ、自分は数人の新人の魔王を従えて敵魔王の艦隊を相手に無双していた。
「うわッ!」
電撃の魔王ライデの機体に敵機の神波動レーザーが迫る。
「ぼさっとするんじゃねえッ!」
それを、ファルス専用機のファルス・ベルクレスの神波動ウイングの膜が防ぐ。
「も・・・
申し訳ございません!」
ライデは、礼を言う。
「はッ。
冗談じゃねえ。
おめえらのようなひよっこ魔王に死なれたら、あいつらに何言われるか、わかったもんじゃねえからな。」
「そりゃ!」
俊足の魔王ハヤテの機体が、たて続けに三機仕留める。
「いいかてめえら!
機体は、自分の皮膚か服だと思え!
そうすりゃ、自分に機体はついてくるんだよ!」
かつて、機械の身体を持っていたファルスだから言えることだった。
「はは・・・
俺も、あの女王陛下の孫のことを笑えねえな。
ヤキがまわったぜ・・・」
彼は、「人間」だったころからの助手だった腹心の魔王たちとの間に、子供が数人いる。
今、ファルスに従っている魔王たちは、ファルス自身の子供たちだった。
「いいか、てめえら!
この戦いに勝って、勝利の美酒を飲むんだ!
いいかッ!」
そう檄を飛ばすが・・・
「父上!
我ら、未成年ですので酒は飲めません!」
閃光の魔王レナスがツッコんだ。
「馬鹿野郎!
だったらジュースでもかまわねえ!
この宇宙を灰燼に帰そうというアホ共を掃除するぞ!」
「「「はい!」」」
ファルスの部下の魔王たちは、元気よく返事をした。
ファルスは、機械に強いのです。




